
INDEX
1.「小金井公園」第71回小金井桜まつり
お花がキレイに咲き始めましたね~!
その中でもやっぱり桜…!桜は新しい季節を感じてトキメキます。
中央線の桜といえば小金井公園の近くにある玉川上水の桜並木は小金井桜としても有名だね。
その場所の桜は日本屈指の桜の景勝地で、ヤマザクラの天然変種がたくさんあること、大木が多いことから、大正13年に国の名勝として指定されて、なんと100年なんですって!
あっ!東小金井の「ビルドルセ」さんがこれを記念した商品を発売していたよね!
「黄金井パフ」、お花見に持っていきたい…!
この辺り、武蔵野新田の開発が行われた歴史も一緒に調べると楽しいんだよね。
それと小金井公園で行われる「小金井桜まつり」も今年で71回の開催となる歴史あるイベントだよ。

会場 | 都立小金井公園たてもの園前広場 |
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開催日時 | 3月29日(土)30日(日) |
開催時間 | 10:00~20:00(30日は18:00まで) |
HP | https://koganei-kanko.jp/event/12822/ |
地元のグルメやキッチンカーもたくさん出るんだって!

過去の出店エリアの様子
それと会場では貫井囃子、小金井囃子、その他舞台にて演目があるんだって!
「江戸東京たてもの園」の中では茶席・花席も楽しめるみたい!
※「江戸東京たてもの園」には入園料が必要です。

玉川上水の「名勝小金井」もあるし、お散歩しながら公園に向かうのもいいね。
1日楽しめそう!

会場(小金井公園内)の桜の風景
それと29日限定で2夜桜ライトアップも開催するんだって。
普段とは違う桜、小金井公園を楽しめちゃうね。

桜ライトアップの様子
わ~!これは一見の価値ありですねぇ~。
カメラ必須です!
そういえば「江戸東京たてもの園」の中で、前に駄菓子や秋田のバター餅を買ったことがあるんだけど…。このお祭りでも駄菓子は買えるのかな!
「駄菓子屋こまち」さんだね。今は少なくなった駄菓子屋さんで、秋田の名産品も扱っているんだよね。近くにお店もあるから行ってみようか!
行ってみたい~!
2.小金井の桜と楽しみたい「駄菓子屋こまち」
※武蔵小金井駅から徒歩10分ほど

小金井郵便局の近く、ここが「駄菓子屋こまち」さんだ~!
お隣は小金井の農業でトレーディングカードゲーム「やさいじん」を作った江頭さんのお店、「PARITALY」さんなんだね。
素敵な並びですねぇ~!
「こまち」さんの中には子どもたちがいっぱい!
放課後の憩いの場になってる!なんかいいですねぇ。
外には…、駄菓子以外にも気になるものがいっぱい~!

こんにちは!
ここでは駄菓子だけでなく店主の故郷である秋田の商品を扱っていますよ。

最近価格が高騰しているリンゴも訳あり品は100円から購入できます。
リンゴがお安い~!
今の時期はりんごも人気だね。少し傷ついたリンゴはお得に出しているのですぐに売れちゃうよ。

「駄菓子屋こまち」の中山さん(右)と佐藤さん(左)がお話してくださいました。
駄菓子ももちろん大好きだけど…!旅行で見つける地元のお菓子も大好きです!秋田だとどんなものがありますか?
うちは手作りのバター餅が一番人気。
お餅にバターや砂糖、卵黄などを練り込んで作られる秋田のお菓子です。

駄菓子屋こまちさんのバター餅は柔らかくほどよい甘さで別格の美味しさです。
他にも漬物や梅干し、味噌も人気ですよ。
珍しいのだとこのチョロギの味噌漬けがあります。

きちんと酸っぱい王道の梅干し。昨年不作だった梅ですが、これだけ入って650円。型崩れしたものは500円で変わらない美味しさです。


味噌とチョロギ。
ちょっと不思議な形のチョロギはシソ科の植物で根っこの部分を食べます。味噌漬けでしっかりと味がついていて、そのまま食べる他、いろいろな料理にも使えそうです。
はぁ~、この手作りで心落ち着く感じ。駄菓子を見に来たつもりが…、秋田をしっかり感じますねぇ。

店内には秋田のお菓子や稲庭うどんの乾麺、横手焼きそばなどいろいろなものがありました。
そして嬉しいこの駄菓子ラインナップ!ワクワクする~!


お話している途中にも、まるで家に帰るかのように子どもたちが買いに来ますね~。
ここに来るお客さん、子どもたちには自由にしてもらってるんです。
コロナウイルスが少し落ち着いてきたらすぐ、みんなここで食べたり集まってくれたのは、この場所が安心できると思ってくれているからだと思いますね。
東京でありながら東京じゃないような…、駄菓子屋さんならではの空間ですね~!「こまち」さんはこの場所でどのくらいお店をされているのですか?
ここで20年近くになりますね。桜まつりの行われる小金井公園内の「江戸東京たてもの園」の中では10年近く出店しています。
20年!その間に駄菓子のお値段も変わっちゃいましたね…。
お客さんの反応は変わりましたか?
駄菓子は昔からすると高くなってしまって大人の方が驚いてしまっていますね。
ただ当時と変わらない駄菓子らしさがあり、これは良くも悪くも人気の秘密ですね。

「こまち」さんの場合、駄菓子以外にも大人が嬉しい秋田の商品があるのも立ち寄りたくなるポイントですよね!秋田のものは中山さんがセレクトしているんですか?
そうです。現地にも若いスタッフがいて頑張ってくれています。
私ももう少ししたらここのお店は佐藤くんに任せて、秋田の横手市のほうで生産から加工・販売、そして現地の観光まで展開できるように活動していく予定です。
そうすると「こまち」さんに今より秋田や横手の名産が集まってくるんですね!具体的に決まっているものはありますか?
横手市で江戸時代にあった大家納豆、大屋梅を復活させようとしています。
これは学校の校歌にもなっている歴史のある伝統的なもの。今は山に梅の木がありますが、昔は家の周りに梅の木がたくさんあったんです。
時間はかかるけどそういった昔の当たり前の風景を蘇らせようと考えています。
すごいチャレンジですね!失礼ながら中山さんはおいくつでしょうか?
今年78歳。20年先まで計画してますよ!
何事も良いものを提供して、ちゃんと対話していくこと、それを続けるのが大事だと思っています。
かっこよすぎます…!
ちなみに「こまち」さんを任される佐藤さんがここで働くきっかけはあったのですか?
多分これは運命だったと思っています。
実は箱根で料理人をしていたんですが、膝を悪くして手術のため小金井に帰ってきたんです。そこで10歳のころから来ていたこの店に顔出したのですが、「お祭りや盆踊りがあるから暇ならおいで」と店主に声をかけてもらったんです。
そこで「お店に来ない?」と言ってもらい…。トントンと話が進んで。
すごい~!10歳に来ていたお店を継ぐという光景が素敵…。
10歳の時、友人に初めてここに連れてきてもらったことを今も覚えているんです。雨の日で、店内のここには何があったかとか。そんな場所を残してくれたから、自分も後を繋いでいきたいですね。何より自由に楽しくやることができています。
お2人ともさっと決断して良い形になっているのがすごいですね。
やっぱり決断力がないとダメですね。
ちゃんとした人、やりたいことを持ってる人、そういった将来を見て、色々と若い人を支援したり、一緒に事業をしています。
これまで経験したことは教えていくけど、基本的にはみんなに自由にやってほしいと思っています。
自由にさせてもらっているからこそ出来ることもあって、小金井市には環境美化サポーター制度があるのでそちらに登録してゴミ拾い活動などしていたり、うちには高齢者の方もいらっしゃるのでスマホサポーターの資格を取りお店を利用してくださった方のサポートを無償でしています。
駄菓子屋さんでありながら、秋田県の名産品の周知や企画、製造や販売などの事業など、いろいろな取り組みをされているんですね。
世代を超えた連携や中山さんの考え方は勉強になります。
「小金井桜まつり」ではどのようなものを出店されるのですか?
実は「江戸東京たてもの園」内で販売していたため、「桜まつり」での出店は今年が初めてなんです。いつもお祭りで人気の「射的」で楽しんでもらおうと思っています。
もちろん「江戸東京たてもの園」では駄菓子も扱っていますよ。
いつも近隣のイベントでは2段の射的台なんですが、今回は3段で景品もお菓子だけじゃなく色々考えています。
お祭りでも射的ってあまりないから絶対行きたい~!
当日はたくさん子どもたちが集まりそうですね~!
27日から「江戸東京たてもの園」では「たてもの園フェスティバル」があり、28日は開園記念日で入園無料なので…、29日の桜まつりまでの3日間は「こまち」もメンバーを集めて頑張ります(笑)!
参加側はとても楽しみな3日間ですね!
駄菓子も射的も楽しみ!
そして今後展開される秋田の商品も楽しみです!
駄菓子だけじゃなく、秋田の名産についても教えてくださりありがとうございました!

住所 | 小金井市本町五丁目39-23 |
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営業時間 | 11:00-19:00 |
定休日 | 年中無休(不定休有) |
https://www.instagram.com/dagashiya_komachi/ |
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