
INDEX
中央線コーヒーフェスティバル2024 Autumn
ようやく秋らしい季節になってきましたね~。
暖かいコーヒーが愛おしい…。
10月は「中央線コーヒーフェスティバル」が開催されるね!

開催日 | 2024年10月19日(土)・20日(日) |
---|---|
開催時間 | 11:00~17:00 |
場所 | コミュニティステーション東小金井 |
入場料 | 無料 |
HP | https://chuosuki.jp/event2/chuo_coffee/ |
今回も事前に「中央線コーヒーフェス飲み比べチケット」を買っておくと、お得に楽しむことができるみたいだね。
今回ももちろん買ってありますよ~!
「中央線コーヒーフェス飲み比べチケット5枚綴り」
●前売り販売価格 税込1,100円(発券手数料込み)
引換方法 イベント当日に、会場内受付(コミュニティステーション東小金井)にて購入画面をご提示ください。
※当日券は税込み1,200円(交通系ICカード、クレジットカードでの決済のみ)
コーヒーフェスティバルでたくさんのコーヒーをいただいているから、どんどん詳しくなっている自信があります!
同じ産地や品種のコーヒーでも、お店によって味の違いが楽しめるのも魅力だよね~。
今回は25店舗のお店が出店していて、初出店のお店が10店舗!
また新しい出会いがありそうですね。
今回も「中央線コーヒーフェスティバル」の前に実際のお店にも行ってみよっか。
行きたい!イベント当日にまたお店の方と会えると安心感があるんですよねぇ。
せっかくなら初出店のお店が良いですね~。
先日、「国立ノミノイチ」でお世話になった「KUNITACHI BREWERY」さんのビール「1926」。
こちらをイメージしたコーヒーを提供するお店があるみたいだよ。
コーヒーを使ったビールはありましたが逆に⁉
気になりますねぇ。どんなお店なんでしょ~?
西国分寺駅にある「TakaiTOCoffee」さんだよ。
日・月・火曜日、週3日だけオープンしているみたい!
こだわりを感じますねぇ。
営業している日に行ってみましょう!
TakaiTOCoffee「西国分寺」
西国分寺駅から徒歩10分ほど

こんにちは~!
わっ!扉を開けるとおいしいコーヒーの香りが広がりますね。
こちらでコーヒーをいただくこともできるんですか?

「TakaiTOCoffee」の髙井さんがお話してくださいました。
こんにちは。
当店ではコーヒー豆の販売とテイクアウトを行っています。
コーヒーは浅煎り~深煎りまで幅広く提供していますよ。
「TakaiTOCoffee」さんは週3日ということもあって「自分だけのお気に入りのお店」のような特別感がありますね~。
お豆はどのくらいの種類を提供されているのでしょうか?


ありがとうございます。
今ですとシングルオリジンを4種類、オリジナルブレンドを2種類、それとデカフェを1種類、提供しています。
シングルオリジンは1月半くらいで新しい銘柄のものが並ぶようになっています。

※シングルオリジン:特定の地域や農園で生産された豆のみを使用しているコーヒー豆。生産国よりもさらに細かい分類をして、味の個性が明確になっています。
様々な味を楽しめるシングルオリジンですが、メニュー表にあるコメントが優しくわかりやすいですね~。
「TakaiTOCoffee」さんのコーヒーの特徴はありますか?
生豆の品質を気にかけていて、世界中を回っている信頼しているバイヤーさんから買うようにしています。
それを焙煎する際には、その豆の個性を活かしてお出しできるようにしています。
同じお豆でも焙煎によって味わいが全然変わりますよね!
本日のシングルオリジンだとどちらがお勧めでしょうか?
ブラジルの「サマンバイア」農園はいかがでしょうか?
こちらは中煎りにしており、ナッツやキャラメルのような香りや味わいとバランスが良いものになります。
ぜひそちらをお願いします!
それと…、実は気になるコーヒーがありまして…「ブレンド1926」。
こちらには~ホップ文化の香り~とも書かれていますが、どのようなコーヒーなのでしょうか?
実は自分が「KUNITACHI BREWERY」さんのビール、「1926」がすごく好きで…。そのビールのイメージをしたコーヒーを作りたいなと思い、作ったブレンドコーヒーなんです。「KUNITACHI BREWERY」さんも当店を利用してくれたり、仲良くしていただいております。
わぁ~相思相愛ですね!そして素敵なコラボ!
「KUNITACHI BREWERY」さんのクラフトビールは、どの種類も味の個性がありながらスッといただける優しい味わいでした!
「1926」は旧国立駅舎から名付けられた「KUNITACHI BREWERY」さんの代表的なビールでしたね。
「ブレンド1926」はどのようなブレンドになりますか?
ブルンディとエチオピアのブレンドとなります。
中浅煎りのコーヒーで、心地よい飲みやすさと、さわやかな香りや甘みを感じていただけると思います。
ビールをイメージしておりますが、もちろんビールが飲めない方でも美味しく頂けると思いますよ。
エチオピアとブルンディのブレンドって贅沢で気になります~!
早速いただきたいです!
それではお作りしますね。

お店がコンパクトだからこそ、髙井さんが近くでコーヒーを淹れてくださる様子が見れて、そして香りが広がってこれまた嬉しいですね~。
まずは「ブラジル・サマンバイア」をどうぞ。

※ブラジル・サマンバイア レギュラーサイズ550円 Sサイズ500円
わぁ~!バランスが完璧すぎて優しさを感じますね~。
髙井さんの人柄のような、ほわっと包み込む美味しさです。
きっと浅煎りでも美味しいお豆だと思いますが、この香ばしさが絶妙ですね。
農園の詳細や生産処理方法が書かれたコーヒーの説明書もとても分かりやすくて良いですね!
ありがとうございます。
続いて「KUNITACHI BREWERY」さんのビールをイメージした「ブレンド1926」です。

※ブレンド1926 レギュラーサイズ550円 Sサイズ500円
わぁ~!エチオピアやブルンディのフルーティーな香りが心地よいです~。
それでも強すぎず、こちらも優しい甘みが包み込んでくれますね。
コーヒーとビール。種類こそ違いますが、「TakaiTOCoffee」さんも「KUNITACHI BREWERY」さんも、それぞれの商品に味の個性と物語があり、味わいも優しいところが似ていますね!
どちらも「TakaiTOCoffee」さんならではのお味ですね~。
こちらのお店はいつ頃から始めたのですか?焙煎もこちらでやっているのでしょうか?
はい、ここで焙煎も行っています。
カフェのお仕事でコーヒーの担当をしていたのですが、そのことをきっかけにスペシャルティコーヒーに出会いました。
そこからどんどんハマって、コーヒーの勉強をするようになったんです。
お店をオープンする前からイベントの出店や、近隣のお店へ珈琲豆の卸売を始めて、2020年の4月にお店をオープンしました。
※スペシャルティコーヒー:カップクオリティ(コーヒーの美味しさ)による評価基準において高評価を得たコーヒーのこと。生産から消費の過程において厳正な管理が行き届いた、高品質なコーヒー。
4年この場所でコーヒーの販売をされているんですね。
住宅街にありますが、提供するコーヒーは何か気にかけていることはありますか?
私が目指しているところが「まちのコーヒー屋」なんです。
「まちのコーヒー屋」だと、小さい規模に聞こえてしまうかもしれませんが、地域の皆さん、近所の皆さんがコーヒーに限らず普段使いで利用するお店が高い水準だったら、それはこのまちにとってすごく豊かなことなのではないかなと考えています。
そういったまちを豊かにするお店、「まちのコーヒー屋」になれたらと思います。
利用する側はあまり気にしたことがなかったですが、確かに近所に美味しいお店があるだけで幸せですし、利用することで体験したことのないコーヒーを知ることができるのは嬉しいですね!
ふとしたとき、実は自分のまちのお店っておいしかったんだ!と、自分のまちを誇らしく感じてもらえたら嬉しいなと思います。
その中でこだわりが2つあって、1つは「スペシャルティコーヒー」を使っていることですが、それを身近な存在として感じられるようにシンプルに作っており、自宅でもうちのコーヒーで美味しくいただけるようにしています。
ブレンドコーヒーでもエチオピアやブルンディといったものを使用されていましたね!
実際に利用する皆さんの反応はありましたか?
住宅街ということもあって利用される方の年齢層も幅広く、始めは日本で馴染みがある深い煎りを購入してくださることが多かったです。
ただ少しずつエチオピアなどの浅煎りに寄ったものを買ってくださる方も増えた印象です。
浅煎りが好きになると農園ごとに違いがわかりやすくなりますので、皆さんのコーヒーの楽しみ方の幅が広がってくれたら嬉しいですね。
地域でいうと「日吉町ブレンド」は、この地域の名前から作られたブレンドコーヒーですか?
そうです。
うちのお店に向かって駅のほうから歩いてくると、このあたりは少し坂になっていて手前の橋のあたりから夕日がきれいに見えるんです。
その風景はいつものこのまちの日常を感じさせてくれていて、この「日吉町ブレンド」もその時の様子をイメージして作ったコーヒーになります。

※日吉町ブレンド レギュラーサイズ500円 Sサイズ450円
ほっとする、美味しいコーヒーですね~!
特別でありながら、毎日の生活にあってほしい。飲みやすさもあるコーヒーです。
「日吉町ブレンド」はコロンビアとエチオピアのブレンドになります。
贅沢ですねぇ!
もう1つのこだわりも教えていただけますか?
もう1つは地域とつながるように「コラボ」や「出店」を積極的に行うようにしています。
今だと「ブルーベリーガーデンHIRANO」さんのブルーベリーを使った「ブルーベリーコーヒートニック」を提供しています。
ぜひ飲んでみてください!

※ブルーベリーコーヒートニック 680円
最初聞いたときは味のバランスが取れるの?って思っちゃいましたが…、すっきりとまとまっていておいしい!
そしてブルーベリーの自然な甘さと香りがしっかり感じますね!
秋から飲めなくなるのが残念ですね…。
ブルーベリーは自分が摘み取りに行っているので新鮮ですよ!
冬になると「よのなか」さんのクラフトピーナッツバターを使ったメニューも提供していますよ。
髙井さんのこだわりのつまったお店ですが、名前の由来も教えていただけますか?
「Takai-TO-Coffee」の「TO」には2つ意味があります。
1つは「To コーヒー」でコーヒーに向き合っていく意味、もう1つは日本語の「と」の意味で、地域や人、いろいろなつながりを作れたらというコンセプトとして考えています。


コーヒーをいただきながらお話してましたが、まさにコンセプト通りのお店ですね。
普段は「中央線コーヒーフェスティバル」の他にも出店はされているのでしょうか?
イベントは月に1、2回、西国分寺駅で豆のみですが販売を行っています。
お仕事を終えて駅でこんなに美味しいコーヒー豆が売られていたら絶対買ってしまいますね!
ちなみに…、髙井さんが好きなコーヒーの飲み方はありますか?
そうですね…、朝にパンを食べるとき、このパンにならこのコーヒーかな?とか組み合わせを考えるのが好きですね。
例えばアウトドアでがっつりしたお肉を食べるならインドネシアの深煎りが合うなぁとか、逆にこのコーヒーなら果物の桃も合うかな?と考えたりしています。
組み合わせが考えられるのはコーヒーの知識があってこそですね~!
最後に西国分寺エリアでお店をされていて地域の魅力や良かったことはありますか?
「KUNITACHI BREWERY」さんや「HIRANO」さん、「よのなか」さんといった地域の人とコラボができている魅力がありますね。
西国分寺はまちとしてシンプルなので、お店や面白いことをやっている人がいると引き立つまちだなと感じております。
先日いただいたばかりの「KUNITACHI BREWERY」さんをイメージしたコーヒーはびっくりしました!
こういった地域とのコラボコーヒーも楽しみですね!
今日は美味しいコーヒーをありがとうございました!

住所 | 国分寺市日吉町1-40-46 |
---|---|
営業日 | 日、月、火曜 |
営業時間 | 14:00-18:00 |
https://www.instagram.com/takaitocoffee/ | |
オンラインショップ | https://takaito.theshop.jp/ |
珈琲てんのき「八王子(高尾)」
「中央線コーヒーフェスティバル」新規出店のお店、あちらもこちらも気になるのですが…。
その中で「珈琲てんのき」さんが、コーヒーの他にも麦やお米を焙煎しているらしく、気になっています!
「珈琲てんのき」さんはコーヒー豆など、無人販売しているみたいだね。
手回しの焙煎機も気になりますねぇ!
高尾はこれから紅葉が綺麗だから、秋の散歩にもちょうどよさそうだね!
高尾駅から車で7分ほど

緑豊かな住宅街にありましたよ!
「珈琲てんのき」さんのコーヒーの無人販売所!
野菜の無人販売所はあるけど、コーヒーは珍しいから気になっちゃうね!
あっ!ちょうど無人販売に商品を出している人がいるよ~!
こんにちは~。

「珈琲てんのき」の中村さんご夫婦がお話してくださいました。
こんにちは。
ここでは朝7時から夜8時までコーヒーの無人販売をしています。


「珈琲てんのき」さんの販売価格(税込)
・珈琲豆(豆or粉) 500円
・水出し珈琲 500円
・ドリップバッグ 200円
・むぎ茶 300円
※現金またはPaypayでお支払い
無人販売は珍しいですね!
「珈琲てんのき」さんはお豆の販売だけですか?
「中央線コーヒーフェスティバル」のようにイベントにも出店していて、そこではドリップしたコーヒーを提供することもあります。
八王子富士森公園内浅間神社内で開催される「八王子・手仕事アートマーケット」には毎月出店していますよ!
いろいろな作家さんが集まってかわいいイベントですね~!
行ってみたいです!
ぜひお越しください!私たちのコーヒーも、完全にアナログで手回しの焙煎なので「手仕事」に入るかなと思っています。
焙煎機はハンドメイドの焙煎機を使っているんですよ。

カフェのような形態が一般的かと思いますが、無人販売の形態にしたのには理由があったんでしょうか?
きっかけは「子育て」でした。
2人で育児休職を取った時にこれからの働き方と子どもとの時間のことを考え、それからしばらくしてコーヒーの仕事を家族みんなでやっていこうと決めたんです。
その中で自分たちの暮らしの豊かさも重要だと考え、無人販売の形を選びました。
無人販売を始めて2年が経ち、3年目を迎えました。

「暮らしの豊かさ」の考え方、素敵ですね~!
そしてコーヒーはお2人ともお好きだったんですね!
はい。
2人ともコーヒーが好きでした。次第にコーヒーについても少しずつ学びはじめて。
それまでは会社員だったので最初は自分たちがお店を営業するなんて全然想像していなかったのですが、実際に行動を始めてみると、販売が楽しくてどんどん夢中になっていきました!
自分にあったスタイルを決め、理想をカタチにしていくのはすごいです~!
無人販売初日は買っていただけるかとても不安でしたが、閉店時に料金箱を確認すると代金が入っていて、初めての売り上げに家族で喜びました!
ほっこりですね~(笑)。
実はお店を開く前の1年間は、焙煎しては近隣の方におすそ分けをしていた期間だったんです。
おすそ分けの豆が美味しくなければ、反応は返ってこないと思っていたのですが、皆さまから「美味しかったよ」というお言葉とともにお礼もいただいて、「物々交換」のようなやりとりが生まれました。
この経験があったおかげで販売をスタートできたと思っています。
そういえば、先ほどから通る人が挨拶してくれますね~!
無人販売所ではありますが、近所の皆さんとのつながりがしっかりありそうですね。
この無人販売所を私たちはコーヒーが伝来した長崎の「出島」のように考えています。
私たち家族の暮らしの一部分を外に出すことで、外の世界とつながるきっかけの場所となり、ご縁が広がり、まさに暮らしを豊かにしてくれるものだと思います。
コーヒーならではの表現でしっくりきますね!
実はこの販売所も近所の方に相談したら、図面から作ってくれたんです。
地域の皆様にもたくさんの強みがあり、それがその方の「出島」として助けていただきながら、地域と一緒に育っていきたいと感じます。
このお店のマップも手仕事マーケットで出会った方が書いて下さったんですよ!

「てんのき」さんに合っていて、めちゃくちゃかわいいです~!
このロゴマークもそういった出会いから生まれたものだったりするんですか?
お店のロゴや商品のパッケージは子どもが描いてくれるんです!
ロゴをいろいろ考えて悩んでいた時、軽い気持ちで当時5才の娘にお願いしたら、ささっと描いてくれて。
これしかないなと!唯一無二の作品になりました!
このロゴを!?
家族で「珈琲てんのき」をやっていますので、うちの子は画伯として頑張っています。
絵のタッチが大人すぎます~!
それを聞くとパッケージが気になってきますね(笑)。

この「ミルク珈琲」もお子さんが描いたと思うと、すごくかわいくて気になってきますね。
こちらはミルクに最高に合うグアテマラのナチュラルの豆を使っています。
水出しコーヒーとして販売してもよかったのですが、ミルクとの相性が最高によかったので水出しとは別に「ミルク珈琲」として販売しています。こちらもとても人気ですよ。

●グアテマラのミルク珈琲
フルーティーな香り広がりミルクと相性が良く、それでいてしっかりとしたコーヒーの濃さも感じる「ミルク珈琲」。
人気の理由も飲めばすぐにわかります。
「珈琲てんのき」さんでは他にはどのようなコーヒーを提供されているんでしょうか?
コーヒーの種類はブレンドなども含め10~12種類ほどです。
定番はもちろん、変わり種も出しながらやっています。
あえてスペシャルティコーヒーであることは前面に出すことなく、感覚的でわかりやすいネーミングとして販売するようにしています。

左:すっっキリマンジャロ 右:発芽珈琲コロンビア
手回しの焙煎機を使用しているとのことでしたが、コーヒー以外も焙煎されているんですよね?
コーヒー豆だけではなく、麦と籾(もみ)付きのお米も焙煎しています。
せっかくなので飲んでみますか?


むぎ茶、なんて素敵なお色なの~!商品名の通り「琥珀色」ですね。
そして味もやさしくて美味しいです。贅沢な気持ち~!
「黒焼き米茶」も甘みと香りを感じて落ち着く味だよ。
これは子どもも大人も大好きな味!
最初に子どもたちにも味のチェックをしてもらっています。
今も変わらず「◯◯飲みたい!」と言われると自家焙煎していてよかったなと思います。
お米は神奈川県の愛川町で酪農家さんが作るお米があり、それを籾付きのまま仕入れて使用しています。とても丁寧に栽培されているんです。
それを籾ごと焙煎して、ミルで砕いています。
原材料がお米のみですから、粉末を飲んでいただいても体にいいんですよ。
普段飲むものから贅沢で…、まさに「暮らしの豊かさ」ですね~!
こうやって実際に麦やお米から焙煎して販売している場所って見たことがないので驚きでした。
実際に「暮らしの豊かさ」を考えたときに、むぎ茶や米茶といった普段飲むものを自分たちでやってみようとなったんです。
焙煎を工夫しながら、家族に飲んでもらっておいしいものを作りました。それがそのまま商品になった感じですね!
お2人のおすすめの商品はありますか?
「発芽珈琲」が珍しくておすすめです。
気になっていましたよ~!
どんな商品なのでしょうか?
長野に「イミー」さんという珈琲や玄米などの「発芽商品」を扱う会社があり、そちらの工場で発芽させた豆を焙煎前の生豆の状態で仕入れ、焙煎しています。
手間はかかるのですが、発芽させることで栄養素が最大限に引き出され、栄養価に加え香りやまろやかさもあるそうですよ。

●発芽珈琲コロンビア
発芽する豆は力を貯めていて栄養価が高いそうです。味わいも力強くコクやコーヒーの美味しさが凝縮しています。
「発芽珈琲」、味わいやコクがしっかり感じますね~。
それでいて健康にもいいなんて!コーヒーも毎日飲みたいものですから、健康も気にかけたいです!
私は深煎りコーヒーが好きなので、「ぶれんど0番」がおすすめです。
こちらの「0」は「冷」の意味もあって、アイスコーヒー用にブレンドしたしっかりめの味わいのコーヒーですが、ホットにしてもおいしくて通年で販売するようになりました。



●ぶれんど0番
深煎りの苦みや香りがしっかりしていながら、後味がすっきりしています。
ホットでもアイスでも美味しいコーヒーでした。
「珈琲てんのき」さんでは種類が豊富で、普段使いする人も嬉しいですね!
そして無人販売で買えるコーヒー、選ぶのもなんだかワクワクして嬉しいですね!
気軽に使っていただくのももちろんですが、ギフトとしても使っていただきたいんです。
プレゼントが必要な時にここは朝からやっているので、当日お出かけする前にも利用していただいたりしています。無人販売といった面白みもあるので会話のネタにもしていただいてるようです(笑)。


●元八ぶれんど
「元八王子」の名前から付けられたブレンドコーヒー。
ローストの香りが柔らかで飲みやすい深煎りのコーヒーでした。
そう考えると、近所の皆さんの暮らしも豊かになっている、素敵な無人販売所ですね!
「珈琲てんのき」は「てん(点)」の木という意味です。
人との出会い「交点」、場所「地点」、時間「時点」…、そういった点(出来事)が日々にあると思いますが、そういった暮らしを照らすような場所に、みなさんを支える「木」のような存在になれたらというコンセプトでやっています。
家族みなさんで、それを形にしているのがとても魅力的ですね。
まだ味わえていないものもあるので、また遊びにきます!
お忙しい中、ありがとうございました!

無人販売所住所 | 八王子市元八王子町3丁目2750−843 |
---|---|
営業時間 | 7時頃〜20時頃 |
定休日 | 不定休 |
https://www.instagram.com/coffee_tennoki/ | |
オンラインショップ | https://tennoki.base.ec/ |
★10月のプレゼント
今回ご紹介した「TakaiTOCoffee」さんのコーヒー豆引換チケットを5名様、「珈琲てんのき」さんの「発芽珈琲&黒焼き米茶セット」を5名様、後編でご紹介する「NANZO COFFEE」さんの「オリジナルステッカー&キーホルダー」を2名様、「TAKAO COFFEE」さんのドリップコーヒーセットを5名様に、中央線と暮らすアプリの1日1回運試しくじの景品としてプレゼントを予定しています。ぜひご応募ください。
