15

中央線と暮らす〇〇(まるまる)
ビールと合うソーセージ編(前編)

2024.07.03
INTRODUCTION
魅力・不思議
今年もやってきた「中央線ビールフェスティバル」!中央線のブルワリーの人気も急上昇しています。 そんなビールの相棒と言えば…そうそう「ソーセージ」!ビールの本場といえばドイツ、ドイツといえば「ソーセージ」!だからこの組み合わせは間違いない⁉中央線には確かな技術と日本の素材を活かした美味しい「ソーセージ」のお店がたくさんあるみたい。いったいぜんたい、中央線と「ソーセージ」にはどんな魅力が隠されてるっていうの?

1.国立「ノイ・フランク」のソーセージの魅力

国立駅の北口エリア、住宅街にも気になるお店がちらほらと。
ここはもっともっと探索したいエリアですねぇ!

近くには新幹線資料館もあるんだよね!

え~!行ってみたい!

今日の目的は、ソーセージのお店「ノイ・フランク」さんだよ!

す、すごい熱量!

「ノイ・フランク」さんのInstagram、ソーセージなどの中にビールも紹介されているんですが、これがまた本気度が高いんですよぉ。

ノイ・フランクさんのインスタグラム

ソーセージはもちろん美味しそうだけど、ビールも見たことがないがないものがたくさん紹介されているね!

これはぜひ詳しくお話しを聞かせていただきたいです!

1980年創業当時から安心して美味しく食べられるソーセージ

※国立駅から徒歩8分ほど

ノイ・フランク
住所 国立市北2丁目11-10
営業時間 10時~18時
定休日 火曜日、第3水曜日
HP(オンラインショップ)  https://www.neufrank.com/  

明るくてキレイな店内ですね~!
ソーセージもたくさ~ん!

「ノイ・フランク」代表の一居さんがお話ししてくださいました。

こんにちは。
1980年に国立で創業しておりますが、2023年4月にこちらに移転・リニューアルオープンをしました。

ということは…44年!
すごいですね~。

リニューアル前の店舗があった場所は、創業時からお世話になってきたビルだったのですが2023年に取り壊しが決まってしまいました。
創業したばかりの頃はそちらで製造も販売も行っていましたが、途中からは製造工場を現在のお店の横に移し、空いたスペースでレストランの営業もしていたんですよ。

ソーセージ専門店レストラン、素敵ですね~!

移転先を探していたところ、製造工場の横が偶然空いていたのでこちらに移転・リニューアルを決めました。
こちらではイートインのサービスは出来なくなってしまいましたが、もともとは製造・販売で始めた「ノイ・フランク」なので、このスタイルを追求してやっていこうとなりました。

一居さんは二代目とのことですが、もともとソーセージの製造に携わっていたのですか?

以前はアウトドア関連の輸入の仕事をしていましたよ。

イラストレーター「saitoe」さんがデザインした「ノイ・フランク」オリジナルのトートバッグやステッカー。こちらもアウトドアを感じるイラスト・デザインになっていました。

ソーセージや加工したお肉はアウトドアとの相性バッチリですよね~!
そういったところも今のお店の形につながっていそうですね~。

ソーセージは創業時からの作り方を守り、安心して食べていただけるものを変わらずお作りしていますが、プラスで自分が好きなものをお取扱いしています。

好きなものと言えば…、ビールコーナーがソーセージ屋さんとは思えないラインナップですが、これが一居さんの好きなものでしょうか?

そうですね(笑)!
私が2代目として始めたときに、自分の好きが高じてビールのお取扱いも始めました。
クラフトビールは10数年前から好きなんですよ。
もちろん私たちはソーセージ屋さんなので、相性の良いものを選びながら、クラフトビールというジャンルも知ってもらいたいと思って、バランスよく色々なスタイルを扱うようにしています。

感じた熱量は間違いなかったです~!
それにしても、並んでいるビールは普段お目にかからないものが多いですね。

少しワインも置いてありますが、クラフトビールは80種類ほどあるかと思います。
クラフトビールもソーセージも似ているなと思っています。
「ビール」も「ソーセージ」も種類はたくさんありますが、身近なもののわりに意外とそれが知られていないジャンルなんじゃないかなと。
どちらも新しい発見や奥深さを知ってもらえたら嬉しいなと思ってラインナップを決めています。
ビール用の「シュピゲラウ※」のグラスも「ノイ・フランク」オリジナルで作ってもらっています。

※シュピゲラウ:ドイツで1521年に誕生したガラス製品のブランドで、高い耐久性があり人気がある。

「ノイ・フランク」さんオリジナルのビールグラスまで~!
それだけビール愛のある一居さんのお好きなビールはどちらになりますか?

一番好きなビールは「セゾン」ですね!
特にデュポン醸造所が作る「セゾン デュポン」が好きで、お店でもお取扱いしています。

〇セゾン デュポン 330ml  750円

セゾン

ベルギーのワロン地方で生まれた伝統的なスタイルです。

夏の農作業の合間の飲料として造られたとも言われており、比較的ボディや飲み口が軽いものが多く、それでいてフルーティーさやスパイシーといった香りが楽しめます。

セゾン酵母が生み出す特徴的なアロマが多くの人を虜にしています。

即答なところがまた「好き」を感じますね!
「セゾンデュポン」のどんなところがお好きなんですか?

「セゾン」というスタイルは他の醸造所でも作っていますが、デュポンのものは唯一無二で、真似できない間違いない味だと思います!

早速いただきます!

…ゴクゴクッ

お~!苦みや酸味といったバランスが完璧ですね。飲みやすいので、ソーセージや食事にも合いそうですね。

ビール好きの一居さんからお勧めされると飲みたくなりますね!
新しい発見になりそうなクラフトビールはありますか?

そうですね…、ランビックというスタイルのビールはどうでしょうか?
フルーツの酸味ではなく、発酵による酸味がありちょっとすっぱいビールになります。
似たものはありますが、ランビックと名乗れるものは、ベルギーの一部の地方でしか作ることができないビールなんですよ。

〇ドゥリー・フォンティネン・オード・グーズ 750ml 1,740円

ランビック

ベルギーで生まれたビール。空気中の自然酵母や微生物を利用した自然発酵によって造られる珍しい製法です。

自然酵母や微生物が不可欠であるため、ランビックビールはベルギーのパヨッテンラントの一部でしか作ることができません。

こちらもいただきます!

…ゴクゴクッ

サワーエールとはまた違う酸味で美味しい~!夏にはぴったり!
ビールでありながらカクテルのような、色々な香りやフルーツを感じる不思議なビールですね!

こちらは3つの異なる醸造所のランビックをブレンドして造るそうです。
ビール評論家の方も、「誰に出してもいいビールというわけではないが、お酒好きを魅了するビールでもある」とコメントしておりました。

ビールにまつわるお話しまでお詳しい!
「好き」が形になっていて、ビール専門店のようにビールをご紹介いただけて嬉しいです(笑)。

王道のウィンナーと焼きソーセージがやっぱり人気です。
それ以外ではハム、あとは季節限定…、今ですと辛いソーセージですね。

新しい発見につながれば嬉しいです。
ビールは食事と併せて飲むイメージもあるかもしれませんが、色々なスタイルがあって食前や食後、単独でも楽しんでもらいたいですね。

見た目も美味しそうで悩んでしまいますが、お値段も買いやすい印象ですね~!

ラインナップはすべて食卓に使われることをイメージしています。
うちの場合は日本らしいものを取り入れるようにしています。スモークレバー、チキンローフ、コーンビーフなどは醤油ベースでお作りしています。
チャーシューもお作りしています。チャーシューは鶏と豚があり低温調理で4時間30分くらいかけて仕上げています。
お値段も値上げの流れはありますが、できるだけ生活に寄り添ったものにしております。

ちょっとした贅沢が身近に感じますね~。
食卓でということでしたが、自宅で食べる場合、おすすめの食べ方などありますか?

おすすめの食べ方は、やっぱり夏は焼いて、冬はポトフなどでしょうか?
基本的に加工品であるので、簡単な調理で美味しく食べられるのが魅力でもあると思います。
キャンプやバーベキューの時には、ソーセージや豚肉以外も食べたくなるので牛ステーキもおすすめです。こちらはあらかじめ低温調理しておりますので、調理も簡単で日持ちもします。
それ以外でもベーコンやコーンビーフなんかもアウトドアにはいいですね!

夏はやっぱり焼いたソーセージですよね!
焼くときのコツなんかはあるのでしょうか?

茶色いソーセージは基本的には燻製しているものなのですが、これらのソーセージは、燻製すると少し皮が固くなるんです。逆に白っぽいノンスモークのソーセージは少しうるおいがあります。
燻製してあるようなソーセージは、ギョウザを焼くように水を入れて焼いていただくと、パリッ、ふわっと美味しく召し上がっていただけます。
蒸発させて、少し水が多かったら湯切りしてみてください。
アウトドアでもおすすめの召し上がり方です。

ビールもアウトドアも一居さんが「好き」なものなので、間違いないですね~!
「食卓」というキーワードがありましたが、「ノイ・フランク」さんの商品の特徴はありますか?

先ほどの日本らしい味付けもそうですが、日常で食べていただくので添加物を可能な限り使わないことなど、基本の考えでやっています。ソーセージや加工肉は朝・昼・晩と食べていただけるのも魅力だと思っています!

期間限定、今は辛いソーセージとのことでしたが、他の季節にはどのような味があるんでしょうか?

夏はちょっと辛いもの、秋はカボス、冬はヴァイスヴルストという白いソーセージ、春はショウガを入れたりしています。

季節が変わるのも楽しみですね!
「ノイ・フランク」さんの商品はオンラインでも注文できるんですよね。

もちろんです。
通常販売のほかに、サマーギフトのような季節ごとの商品もご用意しております。
また、年に5回の定期便もあり、基本的な商品と季節ごとの商品をお届けしております。

日常に贅沢と豊かさが加えられそうですね!
「ノイ・フランク」さんは移転前もここ国立でお店をされていますが、このエリアの魅力はありますか?

国立エリアは都心よりは落ち着いていながら個性的なお店も多いエリアかなと思います。それにキャンプやトレッキングなどのアウトドアスポットへの移動もしやすい場所であるのも魅力ですね。

「ノイ・フランク」さんのソーセージ、そして「ビール」を持ってお出かけしたくなりました~!
今日はありがとうございました!

店内には、日常で必要なパンやジャム、程よい分量のザワークラウトやマスタードなども販売されていました。

実食編

①ウィンナー (100g/470円)

お勧めされた食べ方、お水を入れフライパンで焼きました。シンプルでありながら皮とお肉の食感のバランスがばっちり!朝食にはそのまま、ランチにはホットドッグに、夜はスライスしてパスタにも、幅広い活躍ができそうです。

②焼きソーセージ (1本/210円)

こちらはオーブンで軽く焼きました。パセリ入りの粗挽き肉でうまみがぎっしり詰まっています。人気商品だけあって自分だけでなく人にもお勧めしたくなります。

③勝手に「ノイ・フランク」さんホットドッグ

スパニッシュソーセージ(100g/470円)チリコンカン(580円)、パーティラウゲンサン(2個入/320円)を使用しました。

右のホットドッグ:少し辛いスパニッシュソーセージはソーセージと同様に焼き、「ノイ・フランク」さんオリジナルのチリコンカンと一緒にパーティラウゲンサンのパンにはさみました。「ノイ・フランク」さんの3つの商品を使うと簡単に本格的なホットドッグに!チリコンカンは合挽肉やソーセージの食感が良く、辛味のあるスパニッシュソーセージとの相性は最高でした。

左のホットドッグ:①のソーセージの下にザワークラウトを入れ、シンプルにケチャップとマスタードでいただきました。こちらも簡単調理でとっても美味しい!

④レバーペースト(100g/500円)

豚のレバーペーストで、牛乳と生クリームで仕上げているため臭みやクセがなく、まろやかでふわっとした食感でお子様にもおすすめです。「ノイ・フランク」さんならではの「レバーペースト」でした。

⑤コーンビーフ(100g/970円)

コーンビーフは醤油味が隠し味。ソーセージ専門店のコーンビーフは、はじめて食べた方から驚きの声があるそうです。今回はポテトサラダに加えていただきました。ポテトサラダの中でも肉の美味しさをしっかり感じ、そして「ノイ・フランク」さん独自の味付けが食卓にピッタリでした。

⑥ロースハム(100g/680円)

厳選した豚ロースの味わいを楽しめるように仕上げた「ノイ・フランク」さん自慢の一品。調理しなくてもそのままで十分に美味しく召し上がれます。時間のない朝でも、ロールパンに挟むだけでお腹も栄養も大満足です。

⑦合鴨のスモーク(100g/750円)

ちょっと珍しい合鴨のスモーク。そのままスライスで冷製でいただいても、少し焼いて脂を溶かしても美味しいとのことで、両方の食べ方でいただきました。スモークに合鴨の味わいが包まれています。さっぱりとしているのでサラダと合わせても、お酒のつまみにもピッタリです。

2.西荻窪「ソーセージハウスもぐもぐ」のソーセージの魅力

続いての「ソーセージ」の店は~西荻窪!
こだわりの店舗が多いエリアですね!

今日はどんなお店に行くのかな?

西荻窪の「もぐもぐ」さんです!

名前がカワイイ~!お腹すいてきた~!

HPもレトロでカワイイ~です。
そして週末に店頭で焼き立ての商品を販売していたり、こだわりと親近感を感じるお店なんだよぉ~!

防腐剤や保存料なども使わずなんだね!

ソーセージや商品が気になるのはもちろんですが、「もぐもぐ」さんLINEスタンプが…、良すぎてすでに愛用しています。

どんな気持ちにもソーセージが添えられている~(笑)!

ほっこりするのでぜひ使ってみて欲しいです!

お店に行くのも楽しみになってきました!

ドイツで学んだ余計なものを無くしたソーセージ

※西荻窪駅から徒歩5分ほど

こんにちは~!
ややっ!「もぐもぐ」さんのHPのトップ画像になっていた豚の親子のぬいぐるみ~!

ソーセージハウス もぐもぐ
住所 杉並区西荻北2丁目11-4
営業時間 10時〜18時
定休日 第2日曜日
HP(オンラインショップ)  https://xn--z8ja2mb.jp/  

「ソーセージハウスもぐもぐ」店主の高橋さん、スタッフの本多さんがお話ししてくださいました。(お写真は本多さん)

こんにちは。
これは店主がドイツのシュトゥットガルトから抱えて持ち帰ったものだそうです。

子豚さんが吸い付いていてかわいい(笑)!

「もぐもぐ」さん、LINEスタンプもですが、ほっこりする感じがたまりません~。
西荻窪で営業をされてどのくらいになるのでしょうか?

「もぐもぐ」は1987年に創業し今年で37年、創業からずっとこちらの場所で製造、販売を行っています。

やはり歴史がありますね~!
西荻窪はこだわりのお店が多い印象ですが、「もぐもぐ」さんの特徴はありますか?

(高橋さん)
最初は日本で何年か勉強していたんですが、本格的にやるためドイツに勉強しに行きました。
特に卸などはせず、街の中で製造し販売するドイツと同じスタイルで営業しています。
創業時から基本的なものの味は変化させておらず、防腐剤、保存料、着色料を一切使用せず、肉本来の味を楽しめるようにお作りしています。

ずっと変わらずのスタイル、素敵です!
安心して毎日食べられますね。

「もぐもぐ」というカワイイお店の名前は高橋さんが決めたんですか?

私が山小屋好きで、「もくもく」という山小屋から名付けました。
「もくもく」に濁点を付け、たくさん食べるという意味を込めています。
実際に試食を出すとお母さんが子供に「もぐもぐ食べなさいよ。」と話ているの見ると、「もぐもぐ」という分かりやすい名前は親しみやすくてよかったなぁと思います。

店内にはずらりとソーセージが並んでいますが、種類はどのくらいあるのでしょうか?

種類は100種類ほどありますね。
これだけ種類があればお客様自身の好みの味も見つかると思います。
ドイツの文献ではソーセージは7000種類ほどあるんですよ。

ソーセージってそんなに広い世界なんですね~!
びっくり!!

豚肉だけではどうしても豚肉の味になりますが、様々なスパイスをブレンドしていくことでたくさんの種類のソーセージが生まれるのも魅力ですよね。

そんなにアレンジや種類があるのは知りませんでした。

どれも美味しそうですが、おすすめの商品はありますか?

ヨーロッパなどではウィンナーが美味しいお店は、他の商品も美味しいともいわれるそうです。
実はウィンナーは値段が一番安いのですが、作るのは一番難しいんです。
シンプルなウィンナーだからこそ、赤身と脂身の配合量の技術が必要になります。最適な分量は5対5ではあるんですが、扱う物が「肉」であるため添加物を使わず上手に仕上げるのが難しいんです。
ということもあって、まずはウィンナーを食べてもらうと良いかと思います。

ウィンナーは子どももみんな大好きです!

本多さんのおすすめはありますか?

当店のベーコンは肉に近い味で、焼くとカリカリになると評判です。
こちらはシンプルに塩とスパイスで作っており、もちろん防腐剤、添加物などは使わず肉本来の力で作るようにしています。

肉と塩は一定期間寝かせると、肉からアミノ酸が出てきてそのタイミングで加工をするんです。どうしても添加物を使わないので賞味期限は短くなってしまいますが、その分とても美味しいのでおすすめです。
こちらはスモークしてあるベーコンになります。スモークは防腐効果の意味があります、添加物を使用しない場合はスモークが重要ですね。

豚バラ肉を塩漬けしスモークした「ベーコン」(100g/500円)お肉からも脂が出てくるので簡単にカリカリで美味しいベーコンが焼くことができました。

こちらは外モモ肉のハム「西荻シンケン(ペッパー)」(100g/500円)歯ごたえのある肉らしさ、焼くだけで充分なおかずになりました。

あちらに飾ってあるのは…、ドイツ語の表彰状?でしょうか?

そうです。これらはソーセージなどの種類ごとにカテゴリが分かれていてそれぞれで審査・表彰されます。
皆さんには「頑張っているから安心して美味しく食べられるよ」の証だと思っていただければと思います。

たくさん表彰されてますね~!

「頑張っているから安心して食べて」という想いも嬉しいですね!

普段からソーセージを食べてほしいと思っています。
ソーセージなどの加工肉は、すでに調理されているので温めるだけで美味しくいただけるのが良いところですね。
最近はパンを主食にする方もいらっしゃるので、昔より日常使いで利用する方も増えたかと思います。

昔から変わらず「もぐもぐ」さんがこちらにあるのも住んでいる皆さんには嬉しいですよね!
大人の楽しみ方になってしまいますが、ビールやお酒に相性が良いソーセージはどれでしょうか?

そうですね、自分も幅広くお酒が好きなので、相性も気にしていますからお酒とも合わせて食べていただきたいです。
ビールにはスパイスが効いているちょっと辛いものがおすすめですね。
香りを楽しむウィスキーにはスモークしたものが、日本酒には日本らしい味付けの焼き豚なんかが合うかなと思います。
ただお酒も肉も好みによりますね(笑)。

やはりお酒が好きな方がお勧めしてくださると間違いない気がしますね!

土曜日などに焼き立ての骨付き肉などの販売もされているようだったのですが、どのようなものなのでしょうか?

出来立ての美味しさを届けたい、そしてお客様へのサービスの意味も込めて土曜日に出来立ての骨付き肉を窯で焼いて提供しています。
窯で長時間かけて焼くので数量は限られていますが、いつも常連さんなどに喜んでいただいています。
またビーフシチューなども時々販売しておりますが、こちらはいつも予約で売り切れるほど人気があります。

ビーフシチュー大好きです!
予約したら次の販売の日に買うことができますか?

もちろん大丈夫ですよ!

ありがとうございます!
高橋さんは創業時からこちらのお店でとのことでしたが、本多さんもずっと西荻窪なんでしょうか?

自分は「もぐもぐ」では16年目くらいになります。
お歳暮の時期繁忙期に臨時で手伝いに入ったのがきっかけでした。
ちょうど転職を考えていたタイミングだったのですが、お歳暮が終わってからそのまま手伝わないかと言っていただいて「もぐもぐ」で働くことになりました。
それまでも通勤で「もぐもぐ」の前をよく通っていたんです。

皆さんやっぱり西荻窪のベテランなんですね!
西荻窪だけの魅力がある気がしますが、実際にはどうでしょうか?

小さな和菓子屋さんだったり、お肉屋さんだったり、色々なお店を探すのも楽しい街かと思います。
西荻窪は開発が大きくされなかったので、街や人も落ち着いた印象で、こだわりがある、良いものを求める人が多いのではないでしょうか?
おかげ様でうちのお店もお客様に支えられて続けてこれました。

西荻窪散歩しながらお店に来れるのが一番ですが、「もぐもぐ」さんの商品はオンラインでの販売などもございますか?

もちろんオンライン販売もございます。
また店頭で注文いただき発送も可能ですよ。

あのかわいいHPですね。
今日はソーセージの知識もとても勉強になりました!
次回のビーフシチュー&骨付き肉の日にまた伺いたいと思います!

チーズも種類が豊富。その他にもソーセージと相性が良い商品などが並びます。

実食編

①もぐもぐスペシャルハムの薄切り(100g/500円)

2つの豚モモ肉を使用し通常よりも大判で贅沢な味わいのハム。巻いたハムをパンに挟んでみると、ハムが重なり合ったミルフィーユ感を楽しめます。

②ベーコン(100g/500円)

まずはベーコンの片面を焼きカリカリに、ベーコンを裏返しその上にたまごを乗せ更に焼きました。王道のベーコンエッグでありながら、ベーコンのカリカリ食感と肉の味わいが抜群。醤油などの調味料は不要です。

③レバーペースト(100g/460円)

左:レバーの他に豚肉や牛肉、野菜の旨味を練りこめたペースト。柔らかくバゲットなどのパンに塗って食べるのがおすすめ。

右:野菜炒めを作って、火を止めてからペーストを混ぜるとレバニラ風のおつまみが簡単にできました。

④ウィンナーソーセージ(100g/360円)

シンプルで間違いないウィンナーソーセージ。軽くフライパンで焦げ目がつくまで焼きました。高橋さんがおっしゃる通り、シンプルだからこそ美味しさがはっきりと分かります。スパイスも抑えられているので幅広い年代の方におすすめできます。

⑤チョリソーソーセージ(100g/430円)

ウィンナーソーセージとはまた異なる食感、そしてピリッと辛い味がビールとも相性が良さそう。こちらもフライパンで焦げ目がつくまで焼いて、辛みと相性がよいクリームチーズを合わせていただきました。

⑥あらびきソーセージ(100g/430円)

粗挽きの歯ごたえが楽しめるソーセージ。ブラックペッパーが効いているのでシンプルにマスタードでいただきました。

⑦土曜日限定「骨付きモモハム」

週末限定の商品もその場で希望の量をカットしてくれます。こちらはほどよい柔らかさでバランスのよい味付けの大きなモモハム。シンプルだからこそ肉のうまみが分かります。

⑧土曜日限定「和牛ホホ肉ステーキ」

こちらはホホ肉のステーキ。歯ごたえのあるホホ肉を丁寧に調理しています。細めにカットしていただくと良さそうです。ホホ肉のおいしさが詰まっているのでお酒とも相性が良さそうです。

⑨限定「ビーフシチュー」

「もぐもぐ」さんのシェフが作る限定メニューは要予約商品。ほろほろの牛肉がこれでもかと入っていてシチューに深い味わいを出しています。ごろっと大き目カットの野菜も、別で焼く・茹でるなど丁寧に処理がされていて大満足の一品。2024年6月の価格はまさかの500円…、予約してまで食べたい理由が分かります。

★7月のプレゼント

今回ご紹介した「ノイ・フランク」さん、「ソーセージハウスもぐもぐ」さん、後半で紹介する「ケーニッヒ」さん、「ブラウエンベルグ」さんで使える商品割引券(1000円分)を各5名様(合計20名様)に、中央線と暮らすアプリの1日1回運試しくじの景品としてプレゼントを予定しています。ぜひご応募ください。