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A:季節を感じ和菓子の気分!
B:和菓子を素材を味わいたい気分!
変わらない製法で、変化する立川の魅力を伝えるお店「立川伊勢屋本店~立川市~」
和菓子屋さんは古くから地域と協力しあっていたり、みんなに必要とされているお店が多いんだな~って実感しますねぇ。
和菓子を販売しているってだけじゃない、大事な存在って感じがするね。
立川にも色々なイベントにも参加されて、駅前の大型百貨店さんにもお店を出している和菓子屋さんがあるんだよ。
立川もどんどん楽しい街になっているよね!
どんなお店なのかな?ぜひ行ってみましょう~!
「立川伊勢屋本店」~立川駅~
JR中央線 立川駅から徒歩10分ほど
店内にはアニメの等身大パネルやグッズの販売コーナーもありました。
「立川伊勢屋本店」の二代目店主、小林さんがお話ししてくださいました。
こんにちは。
そちらは2010年に立川観光コンベンション協会(当時は立川観光協会)さんがスタートしたアニメ事業のものになります。自動販売機や等身大パネル、毎年新しいイラストでグッズも作っていただいているんですよ。
すごいっ!
人気のあるアニメ作品で10年以上町おこしを続けられていることが驚きです~!
事業をまとめてくださっている皆さん、アニメ制作会社(版権元)の皆さん、地域や店舗の皆さん、そしてファンの皆さん、みんなが協力してきたことで今でも続いていると感じます。
「立川伊勢屋」さんは歴史のあるお店かと思いますが…、こういったアニメコラボについては抵抗があったりしませんでしたか?
うちとしてはぜひ!と、声がかかったときはすぐに飛びつきました(笑)。
確かに古い和菓子屋にアニメ作品は奇抜に見えますし、常連のお客さんも戸惑うかな?という考えもあるかもしれませんが、その時はすぐに協力させていただくことを決め、結果的にお客様からそういった心配の声もなかったです。
わっ。今も普通にお客さんが入店されて商品を購入されていますね~(笑)。素敵な光景です。
こちらは他の作品で、市内にあるプラモデル会社のコトブキヤさんのキャラクターなんですよ。立川駅北口エリアで別のアニメイベントが開催された時に作っていただきました。
複数のアニメ作品とコラボしている和菓子屋さんってなんかすごすぎませんか!
色々とご一緒できているのは、立川の人たちは自分だけ勝とうとしないところがあると思います。
商店街でもそれが言えて、複数の商店街が分散していて、それぞれが頑張って立川を盛り上げてくれています。
こういった新しい企画のお話しがきても、当店だけでなく市内のお店みんなでやっているので、心配もなく安心して取り組めます。
店内には「立川伊勢屋」さんの活動や表彰の記録がずらりと並んでいました。
そして…、アニメ作品に隠れていますが、あそこにいるのは「立川市公認なりそこねキャラクター・ウドラ」ですね!
「ウドラ」のどら焼き…「ウドラ焼き」です。こちらは当店からお願いして制作させていただきました。
当店のどら焼きは立川市内にある伊藤養鶏場の新鮮な卵を100%使用しています。こちらはエサからこだわったとても美味しい卵で、風味がよくなりしっとりとしたどら焼きになるんです。
ウドラ焼き 281円(税込) ⒸUDOLLAND
食べるときちょっとウドラと目が合ってドキドキしたけど、ほんわか生地のどら焼きで美味しい~!
「ウドラ焼き」って名前も素敵で、立川土産にもピッタリですね。
どら焼きには使用されていないかと思いますが、実際にウドを使った和菓子もあるんでしょうか?
立川産のウドを使った「うどパイ」がございます。時期によっては「うどまんじゅう」も提供しています。
立川産のウドは春が旬です採れる量も決まっていて、売り切れ次第終了となっています。
うどパイ 303円(税込)
※この日は特別に「うどパイ」を販売していただきました。
ウドがそのまま入っていますが、甘く煮てあって餡との相性がばっちりですね。トロッとしながらウドの繊維感も残っており食感も楽しめます。
こんなに美味しく和菓子になるとは驚きです。子供でも喜んで食べられますね!
立川にあった和菓子店の「やな瀬」さんがお店を閉めることになって、そこの人気商品が「うどパイ」だったんです。先代の頃から「やな瀬」さんとはお店同士で仲良くさせていただいていて、閉店されるときに「うどパイ」のレシピやロゴをそのまま引き継がせていただきました。
色々なところで立川らしい助け合いが形になっているんですね。
「立川伊勢屋」さんはいつ頃から立川でお店をされているのですか?
創業は1956年になります。
八王子市大横町にあった「伊勢屋」からのれん分けしてもらい「立川伊勢屋」となりました。
ですので、その「伊勢屋」と同様に「いなり寿司」や「のり巻」を開業時から提供しています。
いなり寿司 130円(税込) のり巻 65円(税込)
※お寿司類を注文するとガリを付けてもらうことができます。
新しいことにも挑戦しながら、製法については、昔から変わらない製法でお作りしています。
原材料はこだわりながら選定しています。
例えば団子の材料となる上新粉にしても色々種類があるんですが、高かったり新製品だから良いというわけではないので、いつも味を見て質のよいものを選ぶようにしています。
変わらない部分と変化する部分がしっかりされているので素敵っ!
「立川伊勢屋」さんは種類も豊富にありますが、どちらが人気商品になりますか?
通年人気があるのはやはり「みたらし」ですかね。
最近は食べ歩きができる「たい焼き」も人気があります。「たい焼き」は米粉を使って作っています。
みたらし団子 しょうゆ団子 各152円(税込)/ 磯部団子173円(税込)
米粉たい焼き 216円(税込) ※たい焼きは冬季限定商品
お団子、落ち着く味ですね~!
昔ながらの製法が守られているからこそ、安心のお味なんですね。
たい焼きの生地がふかふかですね!
並んでいる様子もちょっと可愛いです(笑)。
「桜餅」「うぐいす餅」など、春の商品もございますね。
シンプルな茶饅頭から「伊勢屋本店」さんオリジナル商品もあって選ぶのが楽しいです。
「桜餅」の葉の塩漬けや、「草餅」のヨモギなんかも海外産のものもあるのですが、国産のものを使っています。塩漬けの業者さんが少なく日本で1社程度だと言われているんですよ。
この桜の葉が「かしわの葉」に変わってくると、季節の移り変わりを感じますね。「かしわ」はアロマのように良い香りがします。
すあま(左) 173円(税込)/ 豆大福(手前) 195円(税込)/うぐいす餅(右) 260円(税込)
五路 281円(税込)
「すあま」ってふわふわしていて可愛いのにあまり見かけないので嬉しい~!
甘さも優しくてとっても美味しいですね。
お饅頭も粒あんの味がしっかりして美味しいですね!
五路にはこしあんと蜜に漬けた栗が入っていますね!
生地が香ばしくて食感も楽しめます。
ありがとうございます。
「多摩最中」だけは丹波大納言のブランド小豆で決めております。
多摩最中 281円(税込)
「多摩最中」の他にも、「多摩の里」や「立川ばやし」など地域の愛情を感じますね。
どんどん発展のエリアが広がっている立川ですがずっとお店を続けていらして変化を感じることはありますか?
「立川伊勢屋」のある立川通りはもともとメインの通りだったのですが、大きな施設ができて少し人通りに変化があり通行量は減ったところもあります。
ただ立川は交通も良いので、イベントを開催したり、色々な施設があることで訪れる人は増えている印象です。
お話しを聞くと、地域活性化に欠かせない場所だなと感じました!
上生菓子やオリジナルの焼き菓子、定番のどら焼きなども。
いなり寿司を予約していく人、食べ歩きをする人、お土産を買っていく人、色々なシーンで利用されていましたね。
今日は貴重なお話しを聞かせていただきありがとうございました!
ウドラ焼き、また食べに来ます!
住所 | 立川市高松町3-17-1 |
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営業時間 | 9時~18時 |
定休日 | 不定休・正月 |
https://www.instagram.com/tachikawaiseya/ | |
ルミネ立川店(1階) | 10時〜20時 |
伊勢丹立川店(B1階) | 10時〜19時30分 |
※百貨店の定休日、営業時間に準じます。 |
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※商品のお値段は取材時の価格になります。 |