INDEX
1.お話しのプロが提供する美味しいコーヒー「ほぼ’sカフェ」
いよいよ中央線コーヒーフェスティバルが開催されますねぇ。
美味しいコーヒーを提供するお店がたくさんあって、新しい発見もある楽しみなイベント!
去年はお店巡って、色々な出会いがあったね~。
今年はどんな出会いがあるかな。
コーヒーって言っても色々な作り方があるんだよね!
そうそう、お店の皆さんにいっぱい教えてもらったよね。
原材料であるコーヒー豆の種類はもちろん。
豆の発酵の方法、ローストの仕方、淹れ方…。
お店の方のこだわりが味に出てくるよね!
浅煎りのコーヒーも人気が高くなっていたり、個人店舗でも豆の仕入れがしやすくなったり、環境も良くなったってお話しされていましたね!
中央線コーヒーフェスティバルの前に、今回もまたコーヒーを提供するお店を巡ってみようか!
色々な駅に行って、カフェに行くとワクワクするよね!
デザートも楽しみです!
もちろん行きたいです!
中央線コーヒーフェスティバルも楽しいけど、お店に行くと味だけじゃなく街や店舗の個性が様々でこれまた楽しいんだよねぇ。
1店舗目は、前回も出店されている「ほぼ’sカフェ」さんが新しい場所でオープンされたそうだから行ってみよう!
「ほぼ’sカフェ」 三鷹駅(南口)
※三鷹駅南口、徒歩3分ほど、ほぼ’sカフェさんは2階にあります。
こんにちは~!
Barのようなオシャレな店内~。
奥には実際にバースペースがありました。
こんにちは。
こちらの場所は普段は「ヨッシーズフィッシュ&チップス」というお店で、木曜~日曜日の9時から16時までを「ほぼ’sカフェ」として営業しているんですよ。
※フードの注文は15時までです。
「ほぼ’sカフェ」店主の遠藤さんがお話ししてくださいました。
中央線コーヒーフェスティバルにも出店されていましたよね!
こちらのお店ではいつ頃からスタートしたのでしょうか?
2024年の1月11日にスタートしました。
始めは三鷹市内にある他の場所で間借りをして、その後キッチンカーでの営業をしていました。
「ほぼsカフェ」として2年ほどコーヒーを提供しています。
「ほぼ’sカフェ」というお名前、とっても印象的ですが、これにはどういった意味があるんですか?
実は私、お笑い芸人をやっていたんです。
ええぇ~!!
ええぇ~!!
ありがとうございます(笑)。
僕の本名は遠藤なんですが、芸名は「ほぼ石井」だったんです。
コーヒーを提供するときに、お笑いもコーヒーも「お客様を喜ばせる」ことは変わらないだろうと思い、自分の生き方や考え方を継承して「ほぼ’sカフェ」という名前になりました。
素敵な考え方ですね~!
「お客様を喜ばせる」ことでお店で行われていることはあるんですか?
このお店を始めてから特に心掛けていることとして、お客さんとできるだけ会話をさせていただきたいと思っております。
もちろん複数人でいらっしゃった場合や静かに過ごしたいお客様を除いてですが、一人でいらしたお客さんとは日常会話やコーヒーについてなんかをお話ししています。
遠藤さん、楽しいお話しのプロだったので、会話が盛り上がりそうですね(笑)。
ここに来るお客様はコーヒー好きな方も多く、昨日もカフェ巡りをしている方がいらして、自分たちの好きなカフェのお話しで盛り上がっていましたよ。
コーヒーが美味しいのはもちろん、あのマスターいいよねって言ってもらって、またお越しいただけるようになりたいと思っています。
会話が生まれる喫茶店。
お笑い芸人だった経験を持つ遠藤さんにしかできない「お客様を喜ばせる」というサービスがありそうですよね!
おかげでお客様とお話しするときはまったく緊張しません(笑)!
ただ自分だけがお話しするのでなく、お客様同士で盛り上がってくれるのも嬉しいですね。
※実際にコーヒーをいただいている間に、遠藤さんも交え別のテーブルのお客様通しで会話が盛り上がっていました。
ほぼ’sカフェさんのコーヒーでお客様同士の緊張感もなくなるようです。
さすがですね~(笑)。
お笑い芸人をされていた頃からコーヒーはお好きだったんですか?
そうですね、ネタを書いたりするときに喫茶店などを利用することもあり、カフェ巡りのようなことが好きだったんです。
ネタを書くためのカフェ巡り~、これは遠藤さんならではですね!
カフェだけでなく、コンビニやファーストフードなんかも立ち寄ってコーヒーに注目しているんです。
コーヒーもコンビニによって全然味が違うんですよ。
エスプレッソマシンを入れていたり、ミルクや豆も常にアップデートしていたりするそうです。
確かにコンビニのコーヒーどんどん美味しくなっている印象がありますね!
ファーストフード店もお店の人気商品に併せてか浅煎りだったり、深煎りだったり。これもまたお店ごとの違うが面白いんですよ。
コーヒーを提供する方から、そんな幅広いお話しが聞けるとは(笑)。
ここまでお好きだと「ほぼ’sカフェ」さんのコーヒーへのこだわりも強そうですね!
お店のコーヒーは「飲みやすさ」を大切にしています。
最近はサードウェーブコーヒーと言われ浅煎りのコーヒーなども飲まれていますが、まずは王道の深煎りのもので「美味しくて飲みやすいコーヒー」を提供できればと考えています。
そのため当店オリジナルの「ブレンド」をまずは美味しいと思っていただけるように焙煎をしています。
「ブレンド」から始めて「シングルオリジン」と言われるブラジルやコロンビア、エチオピアなどについても個性を活かしながら「飲みやすさ」を意識して提供しています。
自家焙煎なんですね。
お豆のセレクトも遠藤さんがやっているんですか?
もちろん豆選びから焙煎も行っています。
お店ではバランス良い4種類のコーヒーを提供しています。
先ほどお話しした「ブレンド」の他、酸味を活かしたもの、苦みを活かしたもの、カフェインレスのもので4種を提供しています。
お店で飲んでいただくことも、お豆でのご購入も可能です。
この日のコーヒーは…
- ほぼ’sブレンド
- コスタリカ アグリビッド オレンジティピカ ハニー (フルーティさや酸味を感じるやや浅煎り)
- ブラジル トミオフクダ バレ・ド・クリスタル農園 (苦味を活かした深煎り)
- カフェインレス
となっていました。
特徴が分かりやすい4種はつい悩んじゃう人には嬉しい!
コーヒーと一緒にいただくおすすめのフードメニューはありますか?
「たまごサンド」と「プリン」はぜひ食べていただきたいメニューですね。
コーヒーにあうもので考えながらフードメニューは作っているので、全部イチオシなんですよ。
ではまずは「ブレンド」と「たまごサンド」をいただきたいです!
僕は「プリン」頂きます!
ちょっと浅煎り系も飲んでみたいです。
ありがとうございます。
当店ではハンドドリップをお客様にも見ていただけるように客席側で行っています。
嬉しい!
淹れていただいている間もちょっとお話しできそうですね(笑)。
道具もこだわりがありそうですね!
ドリッパーは逆さにすると富士山に見える「マウントフジドリッパー」という物なんですよ。
まずは「ほぼ‘sブレンド」をどうぞ。
「ほぼ’sブレンド」500円
マグもカワイイ!
いただきます。
ちょっと厚みのあるマグカップで提供することで、緊張せず自宅にいるような気持ちで飲んでいただき、味は「あっ!美味しい」と感じていただきたいと思っています。
お~「ほぼ’sブレンド」!飲みやすさはもちろんですが、飲んだ時の香りから、後味までしっかり感じるお味です。
こちらはブラジルとケニア、2種のブレンドです。
ブラジルの美味しい苦みや酸味、ケニアの香りなど、それぞれの特徴を活かせるようにしています。
「たまごサンド」もできましたよ。
「コーヒーと合わせたいたまごサンド」700円(税込)
うひょ~!たまごがぎっしりですね!
あっ!これは「からし」が入っているんですか?ピクルスも入っていて、全部のバランスがばっちりで美味しい!
楽しくお話ししてくれる遠藤さんですが、ドリップ中はこだわりを感じました。
こちらはからしマヨネーズでお作りしています。
続いて「プリン」と浅煎りの「コスタリカ」とになります。
「コスタリカ」※シングルコーヒー 600円(税込)
「撮りたくなる固めのプリン」600円(税込)
プリンしっかりした食感で美味しい!
でっかくて嬉しい~!
プリンはイベントでも人気商品です。トッピングで生クリームも乗せることができます。
平日のランチ限定ですが、フード&ドリンクを注文された方に「小さなプリン」を無料でお付けしています。
嬉しいサービスですね!
そして「コスタリカ」は「ほぼ’sカフェ」さんのコンセプトに合った、ほどよい浅煎りですね。
苦みも活かしながらフルーティさも感じる美味しい味です!
「飲みやすさ」を意識されているからか、分かりやすくそれぞれの味の特徴がでていて飲みやすいですね。
ここ三鷹エリアで出店された理由はあるんでしょうか?
コーヒーで挑戦したいなと考えたときに、自分もチェックしていた三鷹のブックカフェさんが自分のインスタグラムをフォローしてくれていたんです。そこで実際にお店に行ってみたのですが、マスターとトントンとお話しが進み、そのブックカフェを間借りして出店することになりました。
そこからイベントなどに出店もしていく中で、三鷹の街や人が好きになり場所は変わっても三鷹エリアでお店を続けています。
「出会い」って大切ですね!
その出会いから始まって三鷹駅近くでこんな素敵な喫茶店がオープンしているんですねぇ。
遠藤さんのお好きな「コーヒー時間」はどんな時ですか?
僕は意外と雨だったり、どんよりした日に飲むのが好きですね。
どうしても気分が乗らないことがあるので、ふらっとなじみの喫茶店に行き、ちょっと深煎りの苦さが効いたコーヒーを飲んでちょっとぼ~っとするのが好きです。
確かに、気分が乗らないときに上げていくコーヒーはたまりませんね!
「ほぼ’sカフェ」さん、遠藤さんだからこそ生まれるお店の雰囲気も、コーヒーもとっても素敵な場所でした~!
コーヒーフェスティバルでもまたお邪魔させていただきます!
美味しくてでっかいプリンもありがとうございました!
住所 | 三鷹市下連雀3丁目34−13 内山ビル 2F |
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営業時間 | 9時~16時(フードは15時まで) |
定休日 | 月~水曜日 |
https://www.instagram.com/hobos_cafe_mitaka/ |
2.美味しいコーヒーで人や街にあかりを灯す「LAMP COFFEE」
コーヒーを提供するお店を巡るって本当に心もお腹も楽しい~ですね。
その店ならではの良さがあるよね~。
食べるときちょっとウドラと目が合ってドキドキしたけど、ほんわか生地のどら焼きで美味しい~!
次は…、八王子にあるカフェに行ってみよう!
「美味しい」があふれる街、八王子!パンもチョコも最高でしたねぇ。
今日行く「LAMP COFFEE」さんは、八王子駅南口徒歩3分ほどの場所にあるよ!
「LAMP COFFEE」八王子駅(南口)
※八王子駅南口、徒歩3分ほど、LAMP COFFEEさんがあります。
入口に下がっているランプがカワイイ~!
店内も色々な家具で席が用意されていて、どこに座るかワクワクしちゃいますね!
こんにちは。
店内の家具は自分が好きなもので揃えているんですよ。
こんにちは!
インテリアが素敵なのはもちろん、店内はちょっと大人のヒミツ基地の雰囲気がありますよね!
もともとは1つの部屋だけで隣の部屋は別のテナントが入っていたんです。
「LAMP COFFEE」がオープンして1年ほど経って、その部屋が空きオーナーさんから「壁を抜いて両方使っても」と許可をいただき今のような形になりました。
そちらの部屋では一人でお仕事をしたり、ゆっくりしたい人が利用されていて、使い分けて利用してもらっています。
大人のヒミツ基地にも見えますが、子供向けの絵本も置いてあって素敵な空間ですね!
とっても居心地が良い場所です!
好きなものを集めながらも色々なものが混ざり合って調和できたらと思っています。
お客様も幅広く幅広い世代、おひとりからファミリーの方までご利用いただいております。
「LAMP COFFEE」さんがオープンされたのはいつ頃になりますか?
2017年にオープンして今年で7年目になります。
ちょうど隣の部屋をお借りできたタイミングで焙煎機を入れて豆の販売も始めました。
お店の雰囲気に合った焙煎機
八王子の南口エリアでカフェを始めた理由はありますか?
南口は最近になりタワーマンションなども建ちはじめ、お店は住宅街の入口といったイメージで、駅を利用する人たちのライフスタイルの一部になれる場所だと考えています。
オープン時から今も変わらず、地域に根差したお店になるよう心がけています。
八王子の皆さんはこだわりも強そうですが、皆さん仲が良さそうで団結力がありそうです!
今日も商店街のパトロール活動に参加します。
コーヒー屋さんですが、地域を知って、関わることが大事だなと最近は感じています。
次回の中央線コーヒーフェスティバルには参加しますが、いつも地元、街のイベントを主催したり出店したりしていますよ。
コーヒーはどういったものを提供されているんですか?
個人的には深煎りも浅煎りも好きですが、当店では2種類の浅煎りと2種類の中深煎りのコーヒーを提供しています。
どちらも地域やこちらを利用するお客様のお好みに合った味で、豆のポテンシャルを引き出せるようにしています。
この日のコーヒーは…
- エチオピア ゲシャ・カルマチ農園 (浅煎り)
- エチオピア イルガチェフェ コンガ (浅煎り)
- ウガンダ ルウェンゾリ (中深煎り)
- インドネシア リントン・ニ・フタ(中深煎り)
- 子安ブレンド (中深煎り)
- エチオピア シダモ カフェインレス (デカフェ)
となっていました。
最近、浅煎りの魅力にもハマっていまして…。どちらのエチオピアがおすすめですか?
今日の2種類ですと、ゲシャはアナエロビックなので少しアメリカンチェリーのような味わいが強めに出ていて、イルガチェフェはウォッシュドでジャスミンやフローラル感があります。
※アナエロビック(ファーメンテーション)は嫌気性発酵と言い、その名の通り空気を抜いて発酵させることで酸素を嫌う酵母などが活発になり、独特なフルーティな味わいになります。
ウォッシュドは果実を取り除き水に浸して発酵させることで、すっきりとした味わいになります。
悩みますが…、イルガチェフェは飲んだことがないので、飲んでみたいです!
フローラル感も楽しみです!
併せて食べるフードでおすすめはございますか?
すべて手作りなので種類はないのですが「アップルパイ」が一番人気がありますね。コーヒーと合わせるようにシンプルなものが多くなっています。
ではアップルパイもセットでお願いします!
アップルパイ 500円
※アップルパイセットはドリンクから50円引き
わ~!寄木細工のコースターにファイヤーキングのカップの組み合わせがカワイイですね~。
そして「イルガチェフェ」飲みやすくて美味しい!
優しい酸味やフレーバーなので、ちょっと紅茶のような感覚でも飲めちゃうかも。
アップルパイはリンゴがごろごろ、たくさん入っているよ!
甘すぎないから浅煎りのコーヒーにも合いますね~!
先ほどの豆とは別になりますがエスプレッソマシンで出す豆も、定期的に変えながらお出ししているのでおすすめですよ。
今は浅煎りのアナエロビックの豆で提供しています。
浅煎りの豆のエスプレッソってあまり飲んだことがないので飲んでみたいです。
エスプレッソマシンではラテも提供できますが、最近はアメリカ―ノの人気が高くなってきました。
※アメリカ―ノは味の濃いエスプレッソコーヒーをお湯で薄めたものです。そうすることでドリップコーヒーと同等の濃さになります。
ドリップ以外の飲み方も試せるのは嬉しいですね!
アメリカーノでお願いします。
ケーキ類の他にホットドッグもあるんですね!
ホットドッグのソーセージは市内の有名なお店に頼んでいるコラボ商品なんですよ。
プレーンの他に、ビーフチリビーンズとダブルチーズがあります。ダブルチーズは見た目もいい感じです。
ダブルチーズでお願します!
コーヒーをドリップする港井さんと、その奥でエスプレッソマシンを使いラテを仕上げるバリスタの永井さん。永井さんはオープン当時からバリスタとしてご一緒されているそうです。
これ絶対うまいやつです~!
チーズがたっくさんで、ソーセージもしっかりした味で毎日食べたい!
アメリカーノで飲む浅煎りも美味しいですね!
お豆の特徴やフレーバーがしっかり出ていながら飲みやすいです。
焙煎や豆の選定は港井さんがされているんですか?
はい、そうです。
八王子エリアでもスペシャルティコーヒーを提供するお店は増えたのですが、それでもまだ多くはないので、「LAMP COFFEE」で美味しい豆、珍しい豆、個性のある豆をお客さんにも知ってもらいたいなと思っております。
ただ極端な味で提供するのではなく、お客さんに併せて飲みやすいコーヒーであることを気にしております。
先ほどの「イルガチェフェ」や「アメリカーノ」もですが、発見があると嬉しいですね~!
お店でおすすめされて飲んでみると、新しい発見、出会いがあるんですよね。
ちょっと休憩にきたら、新しい発見がある、そんな素敵な場所になっているんですね。
おすすめといってもこれ!と押し付けるような考えではなく、味の違いを楽しんでもらうようにご紹介やご提案しております。
気になったんですが、アパレルなども販売しているんですか?
使用したコーヒーの豆で染めたTシャツや「LAMP COFFEE」のスウェットがあります。その他にもお店を手伝ってくれるスタッフがデザイン・制作しているアパレル商品を扱っています。
扱っている商品もコーヒー関係だったり、つながりのあるもので素敵ですね。
そんな港井さんの好きなコーヒー時間はどんな時ですか?
そうですね~。休憩で飲むコーヒーが好きですね。
ほっとひと息をつく、そんな時間が好きですね。
「LAMP COFFEE」さんはお客さんにとって「ほっとする場所」になっていそうですね!
帰り道に「LAMP COFFEE」さんにあかりがついていたらついつい立ち寄ってしまいそうな…、お店の名前の通りの地域に根付いた素敵なお店でした!
住所 | 八王子市子安町1丁目8−14恵比寿マンション |
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営業時間 | 平日 11時〜20時 、土日祝 11時〜19時 |
定休日 | 不定休 |
https://www.instagram.com/lamp_coffee_/ | |
HP | https://lampcoffee.tokyo/ |
3.コーヒーの産地や生産者から美味しさを知る「philosophia coffee roaster~高架下Ond焙煎所~」
気になっている焙煎所が武蔵境にあるんですよ~。
武蔵境駅で育てたホップが「ビール」になるまでを教えてもらった場所、「Ond」の中にある「philosophia coffee roaster・高架下Ond焙煎所」さん!
クラフトビールの「26kブルワリー」さんや、お惣菜やタルトなどのお店が入った場所だよね。
ビールは飲めなくてもホップについて教えてもらって楽しかった~!
奥に焙煎機が置かれていて…、ずっと気になっていたんですよぉ!
武蔵境も個性的で美味しいお店がたくさんあるよね!
行ってみよう!
「philosophia coffee roaster~高架下Ond焙煎所~」武蔵境駅
※武蔵境駅、徒歩5分ほど、高架下(小金井方面)に高架下Ond焙煎所さんがあります。
やっぱりかっこいい焙煎機がありますっ!
こんにちは。
今日の焙煎の様子はお見せできないのですが、ちょうど残り僅かになった最上級のコーヒーを特別価格で提供していますよ。
こんにちは~!
最上級のコーヒーが特別価格で…⁉
もちろんいただきたいです!
こちらは「イエメン モカハラズ」というハラズ地域のコーヒーです。
ハラズの標高は高く寒冷で、火山性の土壌となっています。
そこで栽培されるコーヒーはレーズンやフルーティな酸味、チョコレートのようなフレーバーと、色々な味わいを感じることができます。
イエメンのコーヒーの中でもとても美味しいコーヒーです。
すごい!産地ごとの味わいなどは教えてもらえますが、産地の様子なども教えてもらえると、飲むときに頭でイメージが広がって楽しくなっちゃいますね~。
こちらの豆はジャルマ村で長年コーヒー栽培をして長老のように慕われるモハメッドさんが育てたものです。
生産者さんまで!より味わって、感謝して飲ませていただきます!
販売されているお豆のパッケージもひとつひとつ違いますね。
当店で販売する豆には産地や生産者さんがわかるように説明を書かせていただいております。
豆の袋にもその豆が伝わるように、それぞれ異なる写真をお付けしています。
高架下Ond焙煎所さんに来るだけで楽しく勉強できそうですね!
イエメンやエチオピアの豆は紅海を使い船で出荷されるんですが…、昨今の状況で船が出なかったりするんです。このままだと秋ぐらいから仕入れが難しくなるかもしれませんね。
「イエメン」はもともと内戦や山賊なんかもいて仕入れが少ないんです。
そんな希少な「イエメン モカハラズ」、どうぞ召し上がってみてください。
わわっ!本当にレーズンのような、チョコレートのような、たくさんの味わいが嫌味なくこの1杯に詰まっています。こんなコーヒーがあるなんて!
特別価格でこの味を体験できて嬉しいです。
残り僅かの特別価格…、今後は入荷が難しいんでしょうか?
すぐにということはないので、まだ入荷はできると思いますよ。
説明の中には味わいや産地の特徴・加工方法、その他に認証されたものや栽培方法まで書かれているんですね!
加工方法で「ウォッシュド」や「ナチュラル」などは分かるのですが…、「ハニープロセス」とはどんなものなのでしょうか?
「ハニープロセス」は最近注目されている精製方法です。
これまで除去されていた果肉の下にある酸味や糖質が含まれたミューシレージという部分を活かして乾燥させる方法になります。
ミューシレージがハチミツのようにねっとりしているから名付けられたそうです。
その他にもワインの作り方を応用した「カーボニック・マセレーション」など、コーヒーの加工方法は増えていますね。
コーヒーも常に進化しているんですね。
またまた発見がありました!ありがとうございます。
最近は中国雲南省や東南アジアのコーヒーも増えてきました。
インドネシアで有名な「マンデリンコーヒー」の「インドネシア クリンチマウンテン」も美味しいですよ。飲んでみませんか?
雲南のコーヒーは確かに最近見かけますね。
「インドネシア クリンチマウンテン」、ぜひお願いしたいです。
これ絶対うまいやつです~!
チーズがたっくさんで、ソーセージもしっかりした味で毎日食べたい!
インドネシアで栽培される希少な「マンデリンコーヒー」ですが、新しい産地のカユアロ村は標高3,000mある「クリンチマウンテン」の山麓にあり、これまで「マンデリンコーヒー」が栽培されていた地域よりも高い場所にあります。
コーヒーの木を強い日差しから守るシェードツリーとして、シナモンやマンダリンオレンジなども栽培しているそうです。
インドネシアの「マンデリンコーヒー」は完全に乾燥させる前に脱殻する独自の「スマトラ式」で精製されています。
実際にお豆を見せてもらい、加工方法による違いを教えていただきました。
写真(右)は「スマトラ式」で精製された「マンデリン」、少し緑がかっていました。
お豆でもよく見ると、精製方法で色や形状が結構違うものですね!
インドネシアで栽培される希少な「マンデリンコーヒー」ですが、新しい産地のカユアロ村は標高3,000mある「クリンチマウンテン」の山麓にあり、これまで「マンデリンコーヒー」が栽培されていた地域よりも高い場所にあります。
コーヒーの木を強い日差しから守るシェードツリーとして、シナモンやマンダリンオレンジなども栽培しているそうです。
インドネシアの「マンデリンコーヒー」は完全に乾燥させる前に脱殻する独自の「スマトラ式」で精製されています。
苦みや酸味が程よく、どこかオレンジのようなすっきりした味わいですね!
香りもさわやかです!
お豆や焙煎によって本当に味わいが様々ですね。
この日のコーヒーは
- イエメン モカハラズ
- エチオピア ゴリゲシャ
- エチオピア グジ ナチュラル
- ケニア エンブシンバ
- グァテマラ サンマルティン
- 雲南天空
- タンザニア キゴマ
- ペルー アンデスブルー
- コスタリカ ジャガー
- コスタリカ デカフェ
となっていました。
「Ond」は専門店が集まる嬉しい場所ですが、「高架下Ond焙煎所」さんは「Ond」ができたころからこちらで営業をされているのですか?
2017年に「Ond」がオープンした頃からここで営業しています。
自分ひとりで焙煎をしながらフード類も提供することはなかなか難しいため、「Ond」のコンセプトに合っているなと思い参加しました。
複数店舗が集合して入ることでコストも抑えながら、それぞれの店舗の良いところを活かしてスタートできたと思います。
ただ、外から見たときにスペシャルティコーヒーを提供する「コーヒー専門店」だとなかなか認識してもらえない、そういった課題はありました。
確かにお惣菜の先にコーヒー専門店があるとは思いませんでした。
でも実際に「高架下Ond焙煎所」さんを知ってしまうと、ちょっと惣菜を買いながら良質なコーヒー豆が買える場所ってあまりないので、利用したくなりますね!
「Ond」はお子様と一緒に利用されるファミリーの方も多いですね。
最初は色々なお店が入りごちゃごちゃしているのかなと心配もあったのですが、お話しを聞くと皆さん居心地がいいと言っていただいております。
こんなに美味しいコーヒーが提供されているのでたくさんの人に利用してほしいですね。武蔵境のエリアを選んだ理由はあるんでしょうか?
武蔵境は20代の頃から住んでいたり、よく利用したエリアでした。
昔からのお店に久しぶりに顔を出すと覚えてくれていたりします。昔から変わった場所もありますが、変わらない場所もあったり、生活するにはちょうど良い街ですね。
武蔵境の歴史もお詳しいんですね!
色々とコーヒーについても教えていただきましたが、お豆はどのくらいの種類を提供しているのでしょうか?
ブレンドも入れ14種類程、その時の豆の良さを活かして焙煎して提供しています。
最近はお客様のコーヒーの認識も変わってきて、当店でもブレンドよりも産地を特定した「シングルオリジン」のほうが人気で、価格は高めでもエチオピアは特に人気があります。
産地の個性を楽しむ人が増えたのかなと感じています。
ブレンド、昔は主流でしたが最近は確かに産地を出したものが多いですね。
産地の特徴を活かしたコーヒーだと新しい発見や驚きがありますね。
ブレンドも飲みやすいと言われますが、うまくブレンドしないと、それぞれの豆の特徴が消えてしまったり、雑味の強い味になってしまうこともあります。
お話ししていると轟さんのコーヒー愛が伝わってきます。
轟さんのお好きなコーヒー時間はありますか?
よくお客さんにお話しするのは、朝に飲むコーヒーや、仕事終わりに飲むコーヒーでまた味わいが違うと思います。
朝は「イエメン」のようなあっさりとしたもの、仕事終わりは「マンデリン」などの個性がしっかりしたものなんかを飲む、そういった飲み分けするのが自分も好きでおすすめです。
今日は美味しくコーヒーについて勉強できた気がします。
農家さんや産地の様子を知っていると、飲むときの楽しさが全然違うことが分かりました!ありがとうございました。
住所 | 武蔵野市境南町3丁目2―13ond内 |
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営業時間 | 10時~20時 |
定休日 | 水曜日 |
https://www.instagram.com/philosophia_coffee_roaster/ | |
HP | https://philosophiacoffeeroaster.com |
★4月のプレゼント
今月前半にご紹介した「FSX株式会社」さんのアロマ香るおしぼり「AROMA Premium」などが入ったセットを10名様、今回、ご紹介した「ほぼ’sカフェ」さんの「ほぼ’sブレンド&プリン」セット、「LAMP COFFEE」さんの「ケーキセット」、「philosophia coffee roaster 高架下Ond焙煎所」さんのドリップコーヒーセットの引換チケットをを各3名様、合計19名様に中央線と暮らすアプリの1日1回運試しくじの景品としてプレゼントを予定しています。ぜひご応募ください。