美味しいパンが買えるのはもちろん、これまで知らなかった中央線沿線のお店をイベントで知ることができるのは嬉しいよね。

パンって見た目も可愛いし、見て食べてとっても幸せになれるよね！
エピ！ベーコンのエピが好きです！

全部、好きじゃんか（笑）！

今年は「中央線パンまつり」の前の週の11月4日（土）5日（日）には、イオンモール多摩平の森でパンをテーマにした「中央線からはじまるしぇ」も開催されるんだよ。

中央線沿線には個性豊かなパン屋さんがたくさんあるからね。
「中央線からはじまるしぇ」や「中央線パンまつり」の前にパン巡りしてみても楽しいかも！

パンは毎日食べるからね！中央線の美味しいパンを探しに行きましょう！
美味しいベーコンエピに出会えるかな～。

こんにちは。

午前中であれば３段の棚すべてにパンが並んでいてもっと種類があるんですよ。
常にパンは焼いているのですが、どうしてもお昼頃に売れてしまいます。

そうですね、だいたい50種類くらいは作っています。
総菜や菓子パン、ドーナツ系などを中心に毎月新作も作っています。
新作やおすすめ商品は中央のテーブルにまとめてありますよ。

その通りです。
やはり人気ナンバーワンは「カレーパン」ですね。
うちのカレーパンの特徴はインゲンが入っているんです。ちょっと辛めのカレーにインゲンで食感を出しているのがポイントになっています。その次に人気なのは「塩パン」や「ツイスト」ですね。

ありがとうございます。
それと、うちの名物になっているのが、袋詰めセットです。
夕方になると外にテーブルを出して５つパンを入れたセットを販売しています。
これが5つで500円（税込）なのでとても人気で、１日で200袋くらいは売れています。

そうですね、他のお店ではなかなかできないと思います。
うちのお店は昨年の4月にオープンし、開設当初から「就労継続支援B型」という形で、就労意欲は高くても、正社員としてのお仕事が困難な問題を抱える障害のある方と一緒に運営を行っています。

パン作りを専門としたスタッフ、福祉の資格をもったスタッフ、あとは福祉やパン作りに興味をもったパートさんで合計15名ほど、そこに障害をもったメンバーの方が40名ほどおります。

こういった支援では、しっかりパンを売らないとメンバーの皆さんのお給料も払えないので、まずパンをしっかり売るという課題・目標がありました。
なかなか長時間働くのが難しいメンバーの方もいるのですが、営業時間は通常のパン屋さんと同じように朝の8時から19時までとしています。うまくシフトを組んで、たくさんのメンバーの皆さんに関わってもらい、パンも多く製造・販売していくことで課題を解決しています。

メンバーの方たちの得意不得意を活かして業務内容や働く時間も決めています。
２階には光が入り込む広い休憩スペースがあるんですよ。
最終的には、パン作りを通じて、パンを買いに来たお客様も笑顔にできるように頑張っています！

メンバーの方もアイデアを出してパン職人さんと商品を開発したりするんですよ。
中には職人並みにお仕事してくれる方もいます。

ロゴマークは幸せなどの花言葉を持つ「カスミソウ」をモチーフにしていて、みんなが幸せになる、という意味が込められています。
スタッフのメンバーはもちろん、最後にはパンを買いに来たお客さんも笑顔になってほしいという想いでやっています。

このお店も商店街にも所属していますが、商店街の人や地域の皆さんが非常に優しく温かいと思います。世間話もしてくれて、お店のことも気にかけてくれるんです。
オープン当初は苦戦したところもありましたが、地域の皆さんにも支えられていて続けてこれたのだと思っています。
自分たちも福祉、地域とつながるという想いでやっているので、そこはとても素敵だと感じています。

ありがとうございます。
お帰りの際にコーヒーをどうぞ。

こちら、パンを買ってくださった方のサービスなので、遠慮なくどうぞ。

期間限定のつもりが、皆さんからのお声でずっと続けてやらせていただいています（笑）。
11月にはさらにパンのプレゼントをさせていただきますよ！

当店をご利用いただいた方にはカレーパンを１個プレゼントいたします。

これはエブリという車をちょっと色々可愛くしてもらったんですよ

そうです。
この車の前にはフォルクスワーゲンのビートルという車を使っていたんですが、古い車で修理代がかかって、かかって…。
それでエブリのお顔を変えてもらったんですよ。ライトも丸くしてもらっていて珍しいですよね。
イベントの出店もこれで行っていますよ（笑）。

ちょうど今日は週末のイベントの準備をしていて、パンを焼いていました。
シフォンケーキは普段は自動販売機で販売していますが、「にゃんこ食パン」はイベントの他、今後はオンラインでも販売していく予定です。

ちょうどそろそろ焼き上がりの時間なので見ていきますか？

１斤サイズ「にゃんこ食パン」、ハーフサイズの「こねこ食パン」でご用意していて、種類は「みけ」と「しろ」があります。
みけの茶色の部分はココア味で、ちょっと濃い部分はブラックココア味になっています。
この食パンは豆乳を利用していて乳製品を使用していませんので、乳製品のアレルギーの方でも召し上がっていただけます。

そうなんですよね。
作っていると「にゃ～にゃ～」鳴いてるような感じがします（笑）。
実際に購入される方もこれを見ると笑顔になって喜んでくれています。食欲がない日でもちょっと食べたくなるような気がしますよね。
せっかくなのでカットして召し上がってみますか？

ありがとうございます。
そのままでも美味しいんですが、今回お出ししたようにトーストしていただくと表面カリッと、中はもちっとするのでおすすめです。
１斤を食べきれないときはカットし冷凍しておいて、食べたいときに冷凍のままオーブンで焼いて食べてもおいしいですよ。

はい。その他にも「ラスク」や「チーズケーキ」もありますよ。
ラスク、今ちょうどシュガーを作っていましたが、これからチーズやコショウなどを使い少し塩気のあるラスクも用意したいと思っております。

そうです。もともと我が家に三毛猫と白い猫がいたんですよ。
猫がいた頃から、この「にゃんこ食パン」を作り始めて、浅草の「ニャンフェス」に出店したりしていました。

そうですね、イベント直前で焼き上げるのですが、一回で６個程度しか焼けないので多くて50～60個程度しか持って行けず、早い段階で売り切れてしまうことも多いんです。
これからはイベントだけでなく、オンラインのほうも充実させていこうと考えています。

「にゃんこ食パン」も人気ですが、基本としては焼き菓子やシフォンケーキを作っています。
シフォンケーキもオーツ以外は「にゃんこ食パン」と同じように豆乳ベースで作っているので、良かったら一緒に召し上がってみてください。

ありがとうございます。
今後の新作ではクッキー缶を試作しています。オリジナルの型も作ったので、次のイベントで試しに販売してみたいなと思っています。

そうなんですよ（笑）。
１０月末からは浅草のニャンフェス、国分寺まつり、中央線パンまつり、東久留米と…イベントが続いてます。
それでも夜にケーキを並べてライブ配信して販売とかやってみたいなと思ってたり、色々構想はあるんすよ（笑）。

こんにちは！
こちらはウズベキスタン共和国大使館公認のワインやパンを扱うお店です。

はい。イベントでもお客さんからは見た目も特徴的で珍しいと反応していただいていますよ！
ウズベキスタンのパンで代表的なものは「ノン」と言われるシルクロードの広い範囲で食べられている主食用のいうパンです。

日本では大きいサイズとして販売していますが、現地だと１枚を家族全員で食べるのが普通なので、これでも小さいと言われるんですよ（笑）。
パンの模様は空気を抜いて膨らまないように、型で押さえてできるものです。
型押しはウズベキスタンから仕入れてお店でパンを作っていますので、花柄などの模様も再現されています。初めて見たお客さんはやはり模様を見るととても喜んでくださいますね。

どちらかというと塩味が効いていておかずに合わせやすいパンですね。
焼き方も一次発酵したらすぐに焼くため、みっちりモチモチといった食感になっています。
そのため固めのハード系パンがお好きな方もよくリピートしてくださいますよ。
主食としてのパンなので、そのままトーストして食べていただいたり、オリーブオイルやチーズで食べるのもおすすめです。

「サモサ」と呼ばれるサクサク生地に、味付けしたお肉や野菜を入れたものがあります。
インドでもサモサはありますが、揚げて作っていて、具材はお芋など野菜がメインになります。
ウズベキスタンでは、揚げずに焼いていて、生地はパイ生地仕立てになっています。具材も肉がメインでミートパイのような感じですね。お店では羊肉、鶏肉、ホウレンソウ＆チーズの３種類を提供しています。
あとは「グシノン」という羊肉入りの「ノン」などがあります。「グシ」は肉という意味で肉パンですね。

もちろんです。
お持ち帰りの場合は冷凍のものでお渡ししていますが、美味しく召し上がる方法についても一緒にお渡ししています。

最初は現地で飲んだワインが美味しくて、それが日本にないので日本で飲めるようにしたいという想いからです。それが9年くらい前ですね。
ワインの輸入を始め、それじゃあワインを売る場所が必要だね、となって西荻窪の別の場所でワインバーを始めました。
ただここ数年はお酒を楽しみにくい期間だったので、お酒以外のもので、ウズベキスタンのパンの研究・開発を始めました。

ウズベキスタンの知名度はまだまだ低いと思っていて、まずはウズベキスタンの知名度を広めていきたい、興味を持ってもらいたいと思っていていました。パンはお子さんでも食べれるので、色々な人に見てもらえるきっかけになればいいなと思います。
ワインは輸入しているのはおそらくうちだけだと思いますよ！

始めた頃、ウズベキスタンなどの国は、宗教上でお酒がない、飲めないと思っている方も多かったんです。

そういった意味では、最近は少し中央アジアで認知度が上がってきた気がしますね（笑）。

ウズベキスタンは果物が豊富な土地で、乾燥した地域でありながらも地下に水脈があり、日照時間も長いため、特に葡萄は強く濃厚な味わいのものが育っています。
その特徴を活かして作られたのがウズベキスタンのワインやブランデーになります。ワインはデザートワインとも言われて甘さを楽しむワインになっています。

葡萄は干し葡萄にしてからワインにするのも特徴ですね。このワインは遊牧民が持ち歩いていたワインです。彼らは添加物など入れる暇もなくて、作ったらそのまま持ち歩くんです。そのため、干し葡萄にして糖度を高めることで酸化するのを抑えていました。さらにアルコールを足してさらに酸化が抑えワインを長持ちさせていたんです。

今でも一般家庭には葡萄の木があって、葡萄の葉が強い日差しの日よけになっていたり、秋には収穫しておうちでワインを作ったり、生活に欠かせないものになっています。

イタリアやフランスでも干し葡萄の甘い赤ワインはあるんですが、これらは高級品なんですよ。

これ、実は白ワインなんですよ（笑）。
干し葡萄を使っているので茶色くなっていくんです。

お店ではウズベキスタンのワイン以外も色々なワインが楽しめますよ。
おすすめはモルドバのワインで、サペラミという品種のブドウが使われています。ジョージア州で育っている品種なのですが、これがウズベキスタンでも栽培されていて、よく赤ワインでも使われています。モルドバ産のワインではありますが、そういった意味でウズベキスタンと近いワインですね。

もともとずっと住んでいて、当たり前のように西荻窪にお店を出していましたね。

西荻窪は駅を中心に小さな街ですが、その中で個性的なお店が多く、個性を出して生きていくぞというようなお店、濃厚なお店が多い印象ですね（笑）。

西荻窪に住んでいてそういったお店を見ていたからこそ、この街ならウズベキスタンの店が１つできても受け入れられるような気持ちでした（笑）。