吉祥寺にはたくさんの本屋さんがあって、個性も様々なんですって。
電子書籍やオンラインショップもたくさんある中で、いったいぜんたい「吉祥寺の本屋さん」にはどんな魅力が隠されてるっていうの?
INDEX
本を通じたコミュニケーション、出会いがある場所
百年と一日
次はどこに行くのかな?
また本町エリアに戻って「百年」さんに行ってみよぉ!
本屋巡りは楽しいけど…、荷物が…、重くなってきたね
絵本も買ったもんねぇ(笑)。
お、百年さんはこの建物の2階みたいだよ!
あれ?入口付近にたくさん人がいるよ?入っていいのかな?
こんにちは~!イラストレーターのマコイです。
今日は中で個展が開かれているんですよ。どうぞどうぞ!
こんにちは~、そしてお邪魔しま~す!
ポップでかわいい絵がいっぱい!
これはわたしが、色紙を切って貼って作った作品なんですよ。
マコイさんの個展だったんですね!
切って貼って書いた絵には見えませんね~!
アクリル絵の具かと思いました~!
入口の扉の横の絵は絵本作家の佐野洋子さんの「わたしのぼうし」と言う絵本の感想画なんですよ!
わ~!帽子を押さえている様子が「わたしのぼうし」のタイトルにぴったり!
作品も「本」とつながりがあって、本とアート作品が楽しめる空間になっているなんて素敵ですね。
「本」を見にいらしてたのですよね。百年さんのスタッフさんはあちらですよ~!
マコイさん、お優しい!ありがとうございます。
こんにちは~!
こんにちは~!
百年の尾関さんがお話ししてくれました。
個展も開かれていて、吉祥寺らしい素敵な場所ですね!
こんにちは。吉祥寺は人も多く、訪れやすい街ですね。
百年は2階のお店ですが、そういったこともあってたくさんの方に立ち寄ってもらっています。
個展もしていましたが、アートのような本が多いんでしょうか?
写真集や画集ももちろんありますが、漫画から文庫まで、一冊でも買い取っています。料理、哲学、将棋の本までジャンルは色々です。0歳から楽しめる絵本もありますよ。
百年さんのお店の名前、やっぱり本を百年先までといったような意味なんですか?
店主は、本は扱い方によっては人より長く生きているので、おばけみたいとも言っていますが…、名前の由来は是非たずねてみてください。
お店の考え方としては、本の売り買いなどを通じてコミュニケーションをとれる本屋でありたいと考えています。
これが強いジャンルというものは無く、色々なジャンルの本でお待ちして、この店に来たら探しているものがあるかもしれないという、古本屋ならではの楽しい感じを持ってほしいなと思います。
先ほどもマコイさんに色々とお話ししていただき、コミュニケーションはもちろん、素敵な作品と出会いがありました!
尾関さんもお店で何かそういったコミュニケーションや出会いのようなものはありましたか?
そうですね~。
昨年の1年間くらい、週に1度くらい買い取りのために通っていた場所があったんです。そこは2階建ての蔵で、蔵の中のスペースがすべて本だったんですよ。
ひたすら本を買っていた方が、読み終えた何万冊もの本をそこにしまっていき、本棚からあふれた本が背丈ほど積まれている、その非現実的な光景が印象に残っていますね。
映画みたいですね!
定期的にイベントや展示会は開かれているのですか?
実はうちのお店の本棚は動くので、夜早めに閉めてスペースを作りトークイベントなどを行っていました。最近は人を集めるイベントが行いにくかったので実施ができておらず、オンラインで数回開催しました。
それと、ここでは店内の一角で展示を行っていますが、近くにある姉妹店の「一日」ではギャラリースペースを設けて色んな作家による展示を行っています。
2つのお店で「百年」と「一日」だったんですね!
最後に…、おすすめの本を教えていただけますでしょうか?
うちは基本は古本ですが、新刊も扱っていて…、
詩人の大崎清夏さんが「目を開けてごらん、離陸するから」というタイトルの小説を作られていて、こちらなんかいかがでしょうか?
実は、巻頭の「ヘミングウェイたち」という一篇には、このお店にいらっしゃったときのこと、吉祥寺にちなんだお話しが書いてあるんですよ。
今日歩いた吉祥寺のことが出てくるのは、ちょっと読んでみたくなりますね!
本屋さんは本を売るだけじゃなく、買い取りやイベントもしていてお忙しいんですね。そんなお忙しいところありがとうございました!
住所 | 吉祥寺本町2丁目2−10 村田ビル 2F |
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営業時間: | 12:00~20:00 |
定休日: | 火曜日 |
HP: | http://www.100hyakunen.com/ |
※訪問時の情報となります。以下よりご確認の上、ご来店ください。 |
【おすすめ本をプレゼント】
今回お店の皆様にご紹介いただいた本は、中央線と暮らすアプリの1日1回運試しくじの景品としてプレゼントを予定しています。前編の本も含め、抽選で計12名様にプレゼントいたします。ぜひご応募ください。
吉祥寺の本屋さん編
【前編】では市内の絵本専門店や自分で出店できるカフェを、【後編】では吉祥寺エリアの古本屋さんと旅の本屋さんを訪れます。素敵な本屋さんをぜひチェックしてみてください。